有村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年2月6日

(平成27年2月6日(金) 8:43~8:48  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 皆様、おはようございます。

 私の方から特段御報告させていただくことはございません。御質問があればお受けいたします。

2.質疑応答

(問)共同通信の関と申します。お願いします。おはようございます。
 資産公開制度についてお伺いしたいのですけれども、まず制度の必要性、また問題点や改善点などについて、大臣の方から御所感をお伺いできないでしょうか。
(答)大臣の職に引続きということで、資産公開をさせていただきました。大臣就任時と大臣退任時にしっかりと資産の公開をして、公職をお預かりする者として、主権者たる国民の皆さんからの信頼に足る言動、また資産の公表、説明責任を負っていくことは極めて大事なことだと思っております。制度の趣旨に則って、心して公表させていただきました。
 以上です。
(問)(共同通信・関記者)もう一点だけ、今回大臣御自身が公開された資産についてなのですけれども、それについて何か御感想等がもしあれば。
(答)前回と特段変わったところはございません。質実剛健を旨にして、初当選から14年、議会活動をさせていただいておりますので、その中で会社員である主人とともに一生懸命、真面目に生きてきたという思いの中での公表です。
(問)農協改革なのですけれども、准組合員制度に関しては、今回は見送るというような意見もありますけれども、その点、改革の後退につながらないか。改めて監査権を撤廃するというものについて一点お伺いしたい。
(答)今、与党、なかんずく自民党において、連日、この国会に提出すべき法案に向けての議論が精力的に、公式、非公式、平場、インナー含めて行われております。いよいよ大事な時に来ていると思っております。
 規制改革担当大臣としては、これまでも繰り返し申し上げてきましたけれども、我が方の提言の趣旨が最大限生かされるようにという思いはございます。同時に、今は政治的な意思決定をして、それをそれぞれの立場で尊重していくという現実的なフェーズ、段階に入っているとも思っておりますので、准組合員の割合なども含めた攻防あるいは、現実的ラインあるいは、お互いが乗れる、そういうラインをそれぞれの利害関係者と話を詰めながら選定していく大事な時期に来ていると思いますので、それ自体について私から今日はコメントさせていただくことはいたしませんけれども、当然ながら連日連日、動向は把握しております。

(以上)