大涌谷周辺(箱根山)の火山活動の高まりに伴う関係省庁災害警戒会議

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関係省庁災害警戒会議で挨拶する山谷大臣

 平成27年6月30日(火)12:45、山谷防災担当大臣出席のもと、災害対策本部会議室において「大涌谷周辺(箱根山)の火山活動の高まりに伴う関係省庁災害警戒会議」が開催されました。

 会議では、火山の活動状況を情報共有するとともに、今後の対応について議論されました。

 山谷大臣は、会議の開催に当たり「大涌谷周辺では、昨日から、火山性微動が発生するとともに、火山性地震が増加しており、本日、震度3の地震を複数観測するなど、多数の有感地震を観測しております。
 また、本日、気象庁が実施した現地調査では、昨日新たに生じた噴気孔付近で噴石を確認するなど、活発な火山活動を確認したことから、気象庁では先ほど12時30分に噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げました。。
 本日は、火山活動等の情報を関係省庁で共有するとともに、周辺住民の避難等の今後の対応を確認したいと思います。。
 火山活動を厳重に観測・監視・分析し、的確な情報発信を行うとともに、住民の安否情報等を速やかに収集し、周辺住民等の避難等の安全確保について、関係機関において万全の体制で対応していただくようお願いいたします。。
 なお、小涌谷(こわくだに)、芦ノ湖周辺など主要観光地は、今回の規制範囲(半径1キロ)の範囲外であり、現在は、箱根登山ケーブルカーも通常運行しています。国民の皆様には、政府、自治体からの情報に注視しつつ、冷静に対応いただければと思います。」旨、関係省庁等からの会議出席者に対して挨拶を行いました。