口永良部島の噴火に係る関係省庁災害対策会議(第6回)

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口永良部島の噴火に係る関係省庁災害対策会議(第6回) で挨拶する山谷防災大臣

 平成27年6月10日(水)15:50、山谷防災担当大臣出席のもと、災害対策本部会議室において「口永良部島の噴火に係る関係省庁災害対策会議」(第6回)が開催されました。

 会議では、鹿児島県、屋久島町とテレビ会議を行うとともに、今後の火山活動の見通しや、今後の課題について議論されました。

 山谷大臣は、会議の開催に当たり「口永良部島の噴火活動については、長期化が懸念されており、避難された島民の方々の生活再建が大きな課題となっております。
 まず、住まいの場の確保については、避難島民のご意向に沿えますように、地元・屋久島町、鹿児島県において、町営住宅など公的住宅のほか、民間の賃貸住宅の確保が進められており、各世帯の入居先についても決まりつつあります。あわせて、生活用品の確保等の準備も進める必要があり、避難島民の皆様の要望に対する町、県の取組みを支援していきたいと考えております。
 また、島民の方々の生活再建を進めるため、また将来の帰還に備えまして、定期的に一時帰島を実施していく必要があります。地元・屋久島町において、一時帰島のための手続き・基準等を検討されているところですが、関係機関が連携し、安全確保に万全を期したいと考えております。
 本日の会議では、地元の取組状況について共有し、島民の方々が、一日も早く日常の生活に戻られるように、引き続き、政府の総力を挙げて取り組んでいただきますようお願い申し上げます。」旨、関係省庁等からの会議出席者に対して挨拶を行いました。

【関連リンク】
口永良部島の噴火状況等について(防災情報のページ)