口永良部島の噴火に係る関係省庁災害対策会議(第2回)

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口永良部島の噴火に係る関係省庁災害対策会議(第2回) で挨拶する山谷防災大臣

 平成27年5月29日(金)16:00、山谷防災担当大臣出席のもと、災害対策本部会議室において「口永良部島の噴火に係る関係省庁災害対策会議」(第2回)が開催されました。

 会議では、鹿児島県とテレビ会議を行うとともに、今後の火山活動の見通し、各省庁の対応状況について議論されました。

 山谷大臣は、会議の開催に当たり「口永良部島では、噴火発生後、番屋ヶ峰(ばんやがみね)避難所などに住民が避難されておりましたが、午後3時42分に町営フェリーにより、住民121名が屋久島に向かっております。この他、湯向(ゆむぎ)地区の7名は海上保安庁の巡視船等で、負傷者等3名はヘリにより避難を行っております。
 政府としても赤澤副大臣を団長とする政府調査団を鹿児島県庁に派遣し、鹿児島県伊藤知事と意見交換を行っております。また、屋久島町には火山災害現地連絡調整室を設置することとしております。
 総理からは、早急に被害状況を把握すること、地方自治体とも緊密に連携し、政府一体となって早急な避難等住民等の安全確保の措置を徹底すること、火山の観測を強化し住民等に対する適時適切な情報提供を行うこと、避難後の屋久島町での支援をしっかりとすること、仮設住宅の必要性を含め避難の長期化も予想されるのでしっかりとサポートするようにとの御指示をいただいております。引き続き、関係機関において万全の体制で住民避難等に総力を挙げて対応していただくようお願いします。」旨、関係省庁等からの会議出席者に対して挨拶を行いました。

【関連リンク】
口永良部島の噴火状況等について(防災情報のページ)