山谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年7月21日

(平成27年7月21日(火) 9:48~9:52  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 昨日は海の日でありました。祝日制定20回目ということで、総理からも海洋国日本の繁栄を願い、海の恵みに感謝しながら、さらなる海洋立国に向けてのスピーチがございました。
 その中で現在2,000人程度とされる日本の海洋開発技術者の数を、2030年までに5倍の1万人程度に引き上げることを目指すというような御発言もございました。海洋資源開発をリードし、新たな海の恵みを手にするように努めていきたいと思います。
 また、国際海事機関、IMOのパラレルイベントも開かれておりまして、本日もまたパラレルイベントを行います。また、この海の日の関連イベントとして、7・8月中、各自治体それぞれの皆様の、まちの皆様や子供たちの参加とともに、この海の日の関連イベント、それぞれの地方の持ち味を生かしながら行ってくださるという予定になっておりますので、報道の皆様もまた報道をよろしくお願いしたいと思います。
 そして、皆様のほうも夏休みには是非ご家族と、海に海水浴にいらしていただけたらと思います。
 私のほうからは以上です。

2.質疑応答

(問)おはようございます、NHK川田です。大臣、あしたなんですけれども、拉致の被害者家族であったり議連の方々が緊急の集会を開く予定ですけれども、大臣も恐らく参加されると思うんですけれども、大臣、調査開始から1年がたって、この緊急集会が開かれるというその意味合いと、そして大臣ご参加されてどのようなことを訴えたいかということを、改めて教えていただけたらと思います。
(答)先般、北朝鮮より、今しばらく調査に時間がかかる旨の連絡があったところでありまして、非常に遺憾に思っております。
 7月9日に行った家族会、そして救う会の皆さんへの説明会で、ご家族の皆様からの切実なお言葉、強く胸に残っております。重く受け止めております。
 今般の北朝鮮側からの連絡を踏まえまして、政府としては北朝鮮からの具体的な動きを早急に引き出すべく、働きかけを強化していく考えでございますし、総理からも岸田外務大臣と私に、そのような御指示がございました。
 そのような中でのあしたの緊急国民集会でございます。全ての拉致被害者の一刻も早い安全な帰国に向けて、取組みを強化していくということを改めて訴えたいというふうに思いますし、結果を出すべく、本当に皆様と、本当にオールジャパンで気持ちを強く一つにしながら結果を出していきたいというふうに思っております。

(以上)