山谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年7月7日

(平成27年7月7日(火) 8:59~9:04  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 私から1点ございます。おはようございます。
 本日、中央防災会議を開催いたしました。最初に中央防災会議会長である総理から、活発な火山活動をはじめ、土砂災害など様々な災害に対して、国民の生命・財産を守るため、緊張感を持って防災対策に万全を期してまいりたいという趣旨の御発言がございました。
 議題としては土砂災害の教訓を踏まえた対策、火山災害への対策の強化及び複合災害に係る対策の強化等を内容とする防災基本計画の修正が決定されました。また、火山防災対策推進ワーキンググループの最終報告や、活火山法の改正等について報告を行いました。
 最後に総理からは更なる防災・減災対策の充実、強化に向け、防災担当大臣を中心に、政府横断的に精力的な検討を行い、防災対策を着実に進めるよう御指示がございました。防災担当大臣としまして、引き続き全省庁一丸となった防災対策が着実に実行されるよう、全力を挙げて取り組んでまいります。
 以上です。

2.質疑応答

(問)NHKの清水といいます。
 中央防災会議の防災基本計画の修正関連ですけれども、改めて政府としてこれを受けてどのように取り組んでいくのかということをお願いします。
(答)修正のポイントでありますけれども、土砂災害防止法の改正や、中央防災会議の土砂災害対策や火山防災対策に関するワーキンググループにおける報告、さらに政府の危機管理組織のあり方に係る副大臣会合における最終報告等の反映を主な内容としております。
 防災基本計画は各省庁や地方公共団体、指定公共機関等の役割を明確にし、防災対策の基本となるものでありまして、引き続き同計画に基づく総合的・計画的な防災対策を推進してまいります。
(問)朝日新聞の久木です。
 拉致問題、お伺いします。先日、今しばらく時間がかかるという報告がありました。改めてこの1年を振り返っての御所感と、今後の対応方針、制裁を強化するですとか、回答期限を区切るですとか、そういった今後の対応方針についてはどのようにお考えになるかということも併せてお聞かせください。
(答)被害者とそしてその御家族のことを思うと、一日も早く結果を出す、被害者の安全確保、救出、帰国という結果を出したいと思って努めてまいりましたので、1年たったということは非常に遺憾でありますし、北朝鮮の今回の報告というのは遺憾に思っております。
 しかし、安倍内閣でしか解決できないと思っておりますので、日朝協議、また様々な情報収集、またかつてないほど機運が高まっている国連や国際社会との連携、強めながら、被害者の救出、帰国に向けて結果を出していきたいと思います。
 制裁強化等につきましては、自民党の拉致対策本部からの御要請もあります。様々、踏まえながら、何が最も効果的かということ、不断の見直しをしてまいりたいと思います。
(問)関連で、御家族から大臣から直接説明を受けたいというような要望もありますが、御家族に対する説明の御予定等ありましたら伺い願えますでしょうか。
(答)そのような御要望、お声を聞いておりますので、現在調整中です。

(以上)