山谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年1月9日

(平成27年1月9日(金) 12:19~12:25  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨

 御苦労様でございます。

 机の上にチラシがあると思いますけれども、1月24日に政府と東京都の共催で「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」の一環として、拉致問題啓発演劇公演「めぐみへの誓い-奪還-」を池袋の東京芸術劇場で開催いたします。私も御挨拶に伺う予定であります。

 この拉致問題啓発演劇公演は、国民の皆様が拉致問題への認識を深め、拉致問題の悲劇を心から理解していただく一助となるように、国民の方々の心に直接訴えるアピール度の高い広報活動として政府が企画しました。昨年3月の新潟公演、4月の横浜公演に続きまして、今回が3回目であります。また、2月には北海道石狩市での公演も予定をしております。国民の皆様の声を大きくしながら、拉致問題の解決につなげていきたいと思っております。

 なお、昨年の12月に開催いたしましたコンサートやシンポジウムでも実施をいたしましたけれども、現在、北朝鮮に囚われ、帰国、救出を待ち望んでいる拉致被害者の方々に届けるために、演劇の模様を北朝鮮に向けて短波放送でライブ中継を行いたいと考えております。

 以上です。

2.質疑応答

(問)NHK、川田です。
 防災の関係でお伺いしたいんですけども、今日夕方行われるワーキンググループなんですけども、今日初めて行われると思うんですが、狙いと今後のスケジュール感について、お伺いできたらと思います。
(答)「防災関連調査研究の戦略的推進ワーキンググループ」なんですけれども、防災対策に関する調査や研究については、様々な主体により行われているところでありますけれども、残念ながら、どこで、誰が、どのような研究をしているか、ということが細かく集約あるいは整理されていないという状況にございます。また、各調査研究の連携や調整が必ずしも十分ではない、防災対策のニーズと調査研究のマッチングが不十分ではないか、等々の問題意識もございまして、調査研究の成果を防災対策に具体的に反映させるためにワーキンググループで検討を重ねていきたいと考えております。これらの課題を解決することによって調査研究の効率的・効果的・戦略的な推進が図られていくと考えております。
 スケジュール感でございますけれども、今年度は、本日、そしてもう1回程度、次年度には、3、4回継続的に実施をしていきたいと考えております。
(問)共同通信、奥田です。
 関連しまして、このワーキンググループで何か、例えば中央防災会議なり防災対策実行会議に提言を出すような予定があれば、そのタイミング等あれば教えてください。
(答)中央防災会議では、火山に関するものが今年度中、また土砂災害に関するものが出水期までに、ということを考えておりますが、このワーキンググループの検討を重ねながら、そうしたものとつなげていくということも考えられますし、今後どのような形ということも含めて検討していきたいと考えております。

(以上)