甘利内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年6月5日

(平成27年6月5日(金) 8:40~8:43 )

1.発言要旨

 特にありません。

2.質疑応答

(問)年金の情報流出事案に関して、国民の間からは個人情報の扱いに関する不安が高まりつつあります。マイナンバーの運用開始に関して、スケジュールについては、変更ないと以前もおっしゃっていたと思うのですけれども、改めてスケジュールの変更がないかという点。それから、年金を活用したマイナンバー、年金を活用した部分に関しては、スケジュールを少し遅らせるというような話も一部あるようですけれども、そのあたりの所見をお願いいたします。
(答)まず今回の事件ですが、極めて遺憾であります。徹底的な調査、原因究明、そして、再発防止に努めていきます。マイナンバー制度に関しては、情報化社会の極めて重要なインフラであります。世界中がデジタル化、情報化、インターネット化に進んでいく中で、日本だけ取り残されるということは、これは許されないことでありますし、世界の先進事例、日本以外の国はマイナンバーをほぼ全て導入しておりますけれども、そこの問題点をしっかり対処した最新の、最強のセキュリティを持ったナンバー制度を導入していくことについて、更に取り組んでいきたいと思っております。
 10月からのマイナンバー通知、1月からの利用開始、この全体のスケジュールについては、そのまま進めていくということであります。
 年金にマイナンバーを使用するということについては、今回の事件をしっかり検証して、その上で対処したいと思っております。
(問)スケジュールの後ろ倒しも含めて検討するということでしょうか。
(答)年金へのマイナンバーの対応については、今回の検証を踏まえて、導入時期を考えていきたいと思います。

(以上)