甘利内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年3月27日

(平成27年3月27日(金) 8:17~8:21  於:官邸エントランスホール)

1.発言要旨

 特にありません。

2.質疑応答

(問)TPPの自動車交渉ですが、何か現状の御報告はありますか。
(答)まだ厳しい交渉が続いている最中です。まだ着地点は見えておりません。
(問)一部報道で、大臣補佐官に福田峰之衆議院議員という報道があったのですが。
(答)まだ決定しているわけではありません。正式に決まりましたらお知らせします。
(問)中国の主導しているAIIB(アジアインフラ投資銀行)の件ですけれども、韓国も参加を表明しました。多分二つの考え方があって、参加しないでいろいろな形でやっていくというのと、参加して内部から改革するというやり方があると思うのですけれども、現状、大臣はどういうお考えでいらっしゃいますでしょうか。
(答)財務大臣が発言されていることに尽きるのではないかと思います。ガバナンスが不透明でありますから、そこがどうなるのかということです。信頼に足るものになるのかどうか。日米でその点を同じ問題認識を持って注視しているのだと思います。
(問)その判断の期限ですけれども、3月末というような話もありましたが、もう少し1カ月、2カ月ずらして最終判断ということもあり得るのでしょうか。
(答)それは官邸、財務大臣等で協議されるのだと思います。
(問)自動車の交渉ですが、事務レベル協議はまだ継続中ということでいいですか。
(答)そうです。
(問)クロージングしなかったということですか。
(答)しておりません。
(問)AIIBですけれども、中国の影響力が大きくなっている中で、なるべく関与しながらやってほしいという声も財界には随分あるみたいですけれども、その辺のところはいかがでしょうか。
(答)その意思決定がきちんと透明化される、そしてガバナンスがしっかりするということが、やはりこの種の金融機関として必須要件だと思います。それが整うということは極めて重要なことだと思います。それは財務大臣がご指摘されているところだと承知しています。

(以上)