甘利内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年2月3日

(平成27年2月3日(火) 8:41~8:44  於:官邸エントランスホール)

1.発言要旨

 私からは特にありません。

2.質疑応答

(問)TPPですが、CN(首席交渉官)会合が知財など課題を残して終了しました。結果についての大臣の認識と、それから日米事務レベル協議が今日から始まっていますので、その結果いかんだとは思いますが、日米閣僚会合を開かれる見通しについて、二点お伺いします。
(答)CN会合の結果、大きな進展があったという報告を受けておりますが、同時に知財や国有企業でまだ課題が残っている。現在、ワシントンに場所を移して、日米の二国間交渉を行っております。スタッフがみな帰国した後に、詳細な報告を受けようと思っております。現時点でまだ閣僚会合の日程は決まっておりません。日米の進展の度合い、これは確実に進展させなければならないと思っておりますが、事務折衝の様子を見て、二国間の大臣交渉の段取りが決まってくると思っております。
(問)閣僚間の二国間交渉がセットされる見込みは高いとお考えですか。
(答)日米の二国間の閣僚会合がセットできないと、12か国の閣僚会合がセットできませんので、何とかそういう話合いができるような方向で努力していきたいと思います。仮に今回、そういう段取りにまだ進んでいないとしたら、もう一回、その種の間合いを詰める機会を事務的に持たせて、二国間の大臣折衝へとつなげていきたいと思います。
(問)そうしますと、2月中というスケジュール感というのは、少し後ろ倒しになる可能性もあるということでしょうか。
(答)いいえ、春の早いうちに12か国の閣僚会合が持てることが望ましいと思いますので、その逆算のスケジュールでいければ、よりよい段取りが持てると思います。
(問)いわゆる国会決議があるわけですけれども、その国会決議を守れない譲歩というのもあり得るのでしょうか。
(答)いいえ、国会決議は具体的各項目に従って、ここまでという数字が決まっているわけではありません。それぞれ、あるいは5品目、あるいは全体の項目について、これなら国会決議と整合性がとれるのではないかというぎりぎりの線以内で、何とかまとめたいと思っています。

(以上)