山口内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年12月16日

(平成26年12月16日(火) 10:41~10:47  於:合同庁舎第8号館1階S103会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。お久しぶりでございました。

 すみません、閣議が若干長かったものですから遅くなりましたが、今日は私の方からは、サイバーセキュリティの法案に関してですが、本日の閣議におきまして、サイバーセキュリティ基本法の一部の施行期日を定める政令、サイバーセキュリティ戦略本部令、内閣官房組織令及び行政機関職員定員令の一部を改正する政令等の閣議決定を行いました。これは、前の臨時国会において成立したサイバーセキュリティ基本法に基づきまして、政府における推進体制の強化を図ることを目的としたものでありまして、施行日は、戦略本部部分が未施行となっていた基本法とともに、来年1月9日としております。政府としては、政令上設置されることとなる内閣サイバーセキュリティセンターを中心として、関係省庁と連携して、引き続きサイバーセキュリティの確保を図ってまいります。

 私の方からは以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)読売新聞、上村です。
 この度はおめでとうございます。
(答)ありがとうございました。
(問)衆議院選挙なんですけれども、自公で衆議院の勢力の3分の2を維持する結果となりましたが、この勝因について大臣はどのようにお考えでしょうか。
(答)いろいろな要素が選挙ってあるのでしょうけど、私自身の経験からすると、一つは、経済政策ですよね。2年間デフレ脱却、景気回復、経済再生に向けて頑張ってきた。ある意味で、道半ばでございますというのがかなり御理解いただけたのだろうと、もう少しやってみなさいという話なのだろうと思うのですね。
 私は、経済が、いろいろな数字見るとよくなってきているのだけども、どうしても業種業態や地域で、まだら模様がある。それに対して様々な配慮を行いながら、基本的にこの考え方は間違っていない、これしかないので行わせていただきたいというお話をして、同時に、今回、地方創生というのも大きな話題になりまして、特に全国回っていますと、愛知などはいいんですよね、ものすごく。ところが、我が徳島や長野等々はまだまだよくなっていないというような中で、地方創生に対する期待感というのはとてもあったのだろうと思います。政策的にも、我が党は相当具体的にお話をさせていただいた。片や、民主党さんも理念としてはわかるのだけど、では、どうするのかというもの、政策論というか具体策がなかなか見えてこなかった等々があるのだろうと思います。いずれにしても、自公でこの方向で頑張れという御評価をいただいたのだろうと思っています。
(問)更に、すみません、投票率が今回は52.66%、戦後最低となりましたが、この要因についてはどう見ていらっしゃいますか。
(答)いろいろな要素があると思います。お恥ずかしいことに、私の選挙区も、何と45%ということで驚いたのですが、ただ、私の選挙区でいえば、大雪による孤立集落があって、そちらの方に取られたというか、気持ちが行ってしまったとか、あと、ものすごく寒かったんですよね、それもあって。あとは、なかなか選挙区に帰れずに、きちんとしたかみ合う論戦ができたかどうかという問題意識もあります。等々いろいろなことで投票率が上がらなかった。一つは、政治不信もあるのかなという感じもあるのですが、是非とも投票率を上げるべく今後は頑張っていきたいと思います。
(問)おはようございます。時事通信の中山です。
 恐縮なんですが、閣議で閣僚人事に関する発言で、例えば、引き続き皆さん頑張ってくださいとか、そういった言葉というのは総理からあったんでしょうか。
(答)ございません。
(問)一切人事に関するお話というのは出なかったですか。
(答)はい。閣議が終わって、閣僚懇が終わって、総理の方から、経済対策、それから税制大綱ですね、これは急ぐので、各閣僚、心して取り組んでほしいというお話はありました。

(以上)