有村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年10月7日

(平成26年10月7日(火) 8:37~8:44  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 皆様、おはようございます。今日もどうぞよろしくお願いいたします。
 まず、国家公務員制度担当の大臣として御報告申し上げます。
 今朝、第2回給与関係閣僚会議が開催されまして、公務員の給与改定の取扱いについて協議をいたしました。その結果、一般職国家公務員の給与については人事院勧告どおり改定すること、また、国家公務員の退職手当の制度について、給与制度の総合的見直しの影響を踏まえ、必要な改正を行うことなどについて、関係閣僚の意見の一致を見たところでございます。その後の、たった今行われた閣議におきまして、お手元の資料のとおり、公務員の給与改定の取扱方針及び人事院勧告の実施を内容とする給与法の改正法案等について決定をいたしました。
 詳細につきましては、内閣官房内閣人事局にお問合せいただきたいと思います。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)共同通信の橋本です。
 消費者問題の件なのですけれども、今朝、一部報道で、しゃぶしゃぶの木曽路の産地偽装に関連しまして消費者庁が措置命令を出す方針とありましたが、このことの事実確認と、あと、昨年問題になりましたメニュー偽装以降もこうした偽装が恐らく続いていたと見られるのですけれども、そういうこと自体についての御所感をお聞かせください。
(答)今、消費者関係の御質問をいただきました。今おっしゃっていただいた木曽路に関しての報道が一部なされた、今朝の記事でなされたということは承知をしております。ただ、個別の事案につき、その内容に関しては、差し控えさせていただきたいと思います。
 今御質問がありましたように、去年から縷々(るる)続いていた中での発生ということであり、引き続き、景品表示法に違反する行為が行われていた事案に対して、同法に基づき、厳正に対処していきたいというふうに考えております。
 また、不当表示規制の抑止力を高めるために課徴金制度を導入する法案を、今国会に速やかに提出させていただきたいという思いを新たにするわけでございます。自民党においても、消費者問題調査会で、また内閣部会の合同の会合で、今朝了承されたというふうに報告をいただいております。
 以上です。
(問)すみません、共同通信の桜井でございます。
 先ほど、人事院勧告の完全実施を含めた内容が閣議決定されたと思うのですが、期待されることというのは何かございますか。7年ぶりの引上げという内容だと思うのですが。
(答)国家公務員の皆さんのまじめで献身的な働きに対して、意欲を高める、そういう効果、メッセージが出せたら大変ありがたいというふうに思います。また、地域間や世代間の公平性の観点に相当気を配ったというふうに感じ取っていただけるとしたら本望です。

(以上)