山谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年10月3日

(平成26年10月3日(金) 8:33~8:38  於:衆議院本会議場中庭側廊下)

1.質疑応答

(問)御嶽山で47名の方が亡くなられて、まだ山頂には何名か取り残されていると、ただ、捜索が今難航しておりますけれども、現状について大臣のお考えを。
(答)亡くなられた方の御冥福をお祈りいたします。
 山頂にまだ残されておられる方がいれば、その安否確認、また登山カードを出しておられる方、おられない方等々ございますので、今、行方不明者の数の精査をしているところでございます。
(問)大臣、現場を視察される予定というのはありますでしょうか。
(答)今、現地対策本部を立ち上げておりまして、松本内閣府大臣政務官がずっと詰めてくださっております。毎日、現地とは、状況も含めて、テレビ会議を開いているところであります。今後は状況を見ながら、私が行くことも含めて考えてまいりたいと思います。
(問)話は別なのですけれども、拉致の関連で、先日、家族会への説明がありました。家族会からは、日本の担当者が平壌に行くことに対する懸念の声がたくさん聞かれたということですけれども、大臣として担当者を派遣することについてはどのようにお考えでしょうか。
(答)政府一体となって、あるいは拉致議連、あるいは与野党の連絡協議会もございますので、家族会からは先日お聞きしましたけれども、御意見を賜りながら、結果につながるような形を出さなければなりませんので、平壌に行く、行かないも含めて、どのような形でというのを検討していきたいと思っております。


 もう一つ拉致問題関係なのですが、明日10月4日、川崎市の平和館において、川崎市主催の拉致被害者家族を支援する「かわさき市民のつどい」がございますので、私が御挨拶にまいります。
 皆様御存じのように、この10月5日が横田めぐみさんの50回目の誕生日であります。13歳で拉致されて、37年間御家族が引き裂かれた状態であります。時間との闘いでありますので、ぜひとも全員の帰国に向けて、皆さんと問題意識を共有しながら闘ってまいりたいと思います。
(問)共同通信ですが、火山の関係で1点だけ。
 より精度の高い観測体制の構築のために検討していきたいということだったのですが、具体的に何かお考えは。
(答)現在、47の火山で常時観測体制をつくっているところではありますけれども、機器のいろいろな新しい精度の高いものを導入することとか、また専門家、あるいは検討会等を開きながら、今後、さまざまな今回の検証を含めながら検討していきたいと思っております。
(問)大臣、すみません、拉致関連でもう1点だけ。
 昨日、総理と官邸でお会いになられていましたけれども、どのようなお話があったのかと、総理から特段何か指示があれば教えていただければと思います。
(答)さまざまな意見交換をいたしました。具体的なことは、この場では詳細は控えさせていただきたいと思います。
(問)家族会への御対応とかで、何か総理から特段御指示というのはあったのでしょうか。
(答)というよりも、拉致問題の対応について、意見交換をしたということです。

(以上)