稲田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年7月8日

(平成26年7月8日(火) 10:37~10:45  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。冒頭、私からは特段ございません。

2.質疑応答

(問) 共同通信の高尾と申します。よろしくお願いします。
 公務と関係なくて恐縮ですが、地方議会の話で、兵庫県議会の野々村議員が不透明な政務活動費の支出で問題として取り沙汰されているのですけども、大臣は各種報道で多分ご覧になっていると思うのですが、まずどのように思われたかというのを教えていただけたらなと思いまして。
(答) 本当にもう報道で見ているだけなのですけれども、きちんと政務調査費の使い道については御自身で説明を尽くされるべきだというように思います。
(問) (共同通信・高尾記者)ご覧になっていて、一般の視聴者だったり読者から見ると、なかなか不可解というか納得できないような感じはしたんですが、そのあたりというのは大臣はどのように思われますか。
(答) そうですね、出張の回数ですとか領収書がないということですよね。それについては、どのような活動をされていたのかということの抽象的ではなく具体的な説明をされるべきだというように思います。
(問) 毎日新聞の小田中です。
 またちょっと所管外になって恐縮なのですけど、先週もお伺いしたと思うのですが、衆議院の総務委員会でのやじ問題の関係なのですけれども、先般、自民党の議員の方がやじをされたということで名乗り出られて謝罪というか御説明されたと思うのですけれども、改めて、先般、党の方でも国会議員とか地方議員を含めて、やじについて注意するようにということで石破幹事長名にて文書が出ていると思うのですけれども、改めて今回のやじ問題について、自民党内から相次いだことについての御所見というか御感想がおありでしたらお伺いしたいのですが。
(答) 私も野党時代、やじを言っていたこともありますが、やはり国会での議論が充実するということが私は必要だと思います。やじでも、いいやじといったらおかしいけれども、活性化するようなやじもないわけではないんですけれども、発言者の人格を否定したりとか、不愉快な気持ちにさせるようなやじは何の役にも立たないので、それはやめるべきだというように思います。
(問) 毎日新聞の小田中です。
 話変わってなんですけれども、金曜日から幹部人事の方の発表が徐々に出始めていまして、2回に分けるうちの1回目の方は大方出まして、女性登用の方もかなり新しく経産省とか法務省の方で新たに初の女性局長だったりとか進んだと思うのですけれども、改めて今回の人事、まず前半をご覧になられてどのような御感想をお持ちであるか。
(答) 内閣人事局を設置した趣旨は、内閣の重要政策を人事戦略という面で内閣一体となって行うということでありましたが、今回、安倍内閣の重要課題であるところの女性の登用という点において、女性の局長以上への登用も多くなされて、そういう意味での成果は上がっているというように思います。
(問) 朝日新聞の藤原です。
 今日少し一部報道でも出ていましたけれども、内閣の公務員の人員削減の関係も含めて月内に閣議決定という話も出ていますけれども、大臣として今後どのようなところに狙いを置いて進めていかれるかというところを改めてお伺いさせていただけますか。
(答) 今回、国家公務員の総人件費の基本方針、それから機構・定員の管理の基本方針を、内閣人事局を設置したことで初めて策定するわけですけれども、これによって人材戦略という意味の総人件費に関する基本的な考え方、また機構・定員における中長期的な枠組みと指針を初めて閣議決定するということは、今までそういう政府全体としての方針というものは定めていなかったわけですので、非常に意義のあることだというように思っています。
(問) 追加で、毎日新聞の小田中です。
 また別件になって申し訳ないのですけれども、きょう一部報道で、JR九州の株式上場化というものがありまして、それに伴って、いわゆる北陸新幹線を含めての整備新幹線の前倒しの原資にしようという話があるわけなのですけれども、地元のことでということなんですけども、新幹線の延伸ですね、敦賀を含めてなんですけれども、前倒しについてはどのように政府として当たる、与党の話もありますけれども、大臣としては、地元の国会議員としてどのように整備新幹線、前倒しも含めて整備があるべきかというのに御所見があればお伺いしたいのですが。
(答) 所管外ですので、地元の方々というか、地元を代表する国会議員としては、今3年という前倒しをお願いしているところです。ただ、これは地元の要望ということで申し上げておりまして、私の所管としてのコメントをする立場ではないと思います。

(以上)