稲田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年6月20日

(平成26年6月20日(金) 9:50~9:57  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.発言要旨

おはようございます。冒頭、私からは特段ございません。

2.質疑応答

(問) 朝日新聞の藤原です。おはようございます。
 先ほど、採用昇任等基本方針の関係で総理にお会いされておりましたけれども、その関係で、今後、基本方針を改定していくに当たって具体的に盛り込むような施策とその狙い、それから今後、閣議決定に向けての具体的なスケジュール等ありましたら、お願いいたします。
(答) 採用昇任等基本方針は、第1次安倍内閣で法定されたものでありますけれども、今回、国家公務員法等の一部改正を踏まえまして内閣人事局もできましたので、現在、政府内で改正の検討を進めているところでありまして、現在、最終段階であり、速やかに決定できるように努めていきたいというように思います。内容としては、今回、国公法改正で新たに導入される幹部人事一元管理、また、安倍内閣が重要政策として進めているところの、女性の活用を積極的に推進するということなどを踏まえた基本方針になるというように考えております。スケジュール感は今、最終段階でありまして、速やかに閣議決定できるように進めております。
(問) 日経新聞の兒玉です。
 今日で実質上、国会が会期末となりますけれども、今国会を振り返って所感があれば、お願いします。
(答) まず、安倍内閣としては、今日も法案の成立が97%ですか、書かれていたかと思いますけれども、法案もかなり高い確率で成立してますし、また、4月からの消費税増税も乗り切ってというか、一つ一つ結果を出していっているという安倍内閣を支持していただいている結果ではないかというように思います。
 私自身に関しましては、就任以来、改革の集大成ということで、自分が取り組んでいました例えば国家公務員制度改正の法案が成立して、内閣人事局が設置されました。
 また、独法改革も今まで二度廃案になった法律が今回、改革の集大成ということで成立することができました。また、国会の審議の中で、衆議院でも参議院でもそうですけれども、例えば公務員法に関しては、級別定数の人事院との役割の分担ですとか、事務負担の軽減の問題とか、法案を更に進化させる形で、国会での野党の質疑を活かすことができたし、独法の法案でもそうですけれども、建設的な議論をしていただいたというように思います。    
 そして、内閣人事局が設置されて、初の人事がいよいよ7月あるわけですけれども、きちんとそういう国会での審議が生かされる形での人事が期待されるというように思っています。
(問) 共同通信の中久木です。
 人事のお話なのですけれども、新しい新制度で資格審査とか幹部名簿の作成とか、幾つか段階があると思うのですけれども、今現在どの段階にありますか。
(答) まだ各省からの名簿が出てきていない、もう出てくるというような段階であります。
(問) (共同通信・中久木記者)その中で、先ほどの採用昇任等の基本方針というのは、これはどの段階で活かすというか、提供されるものなのでしょうか。
(答) 名簿が出てくるときにもそうですし、また、名簿を基に任免協議などもあるわけですけれども、適格性審査、任免協議のところでも活かすべきだというように思っています。
(問) (フジテレビ・和田記者)私も今朝からサッカーで疲れ果ててしまったのですが、引き分けに日本は終わってしまいましたが、何か一言ございますか。
(答) 私も閣議から帰ってきてから、ちょうど終わるまでの10分ぐらいでしょうか、何とか1点入ってほしいなということで見てたんですけれども、大変残念な、非常にチャンスな場面がその10分間でもありましたが、それを得点に生かせなかったのはとても残念ですけれども、次の試合、また頑張ってほしいと思っています。

(以上)