稲田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年5月16日

(平成26年5月16日(金) 8:25~8:28  於:衆議院分館2階第13委員室前)

1.発言要旨

 おはようございます。私からは特段ございません。

2.質疑応答

(問)テレビ朝日の澤井です。一昨日の規制改革会議の農業ワーキンググループで農業改革案、JA全中の指導権を無くすであったり、全農の株式会社化などの提案をまとめられましたけれども、それを受けて全中の会長はグループ解体の危機につながるなど、強い反発を示しているのですが、党内からもそういう意見あると思いますが、大臣のところにどのような意見が今のところ届いていますか。
(答)私のところに、特段私に対して意見が届いているということはありませんし、今回の農業生産法人改革、農業委員会改革、そして農協の組織の改革については、私は三本の改革の柱として一緒に進めることによって、本当に農業が再生するラストチャンスだというふうに思っておりますので、いろいろな意見があることは新聞報道、また農業新聞等で承知しておりますけれども、改革の趣旨を理解していただくように発信していきたいというふうに思っています。
(問)その関連で、フジテレビの和田ですがお願いします。
 企業の農地所有を含めて大臣の満足のいく改革案だったかどうかということと、医療で混合診療の方向性も出たわけですけれども、これで2つの大きな農業と医療という岩盤規制と言われていたものの方向性が出たわけですが、岩盤規制が排除できたとお考えでしょうか。2点お伺いします。
(答)まだ各省や党の議論などもあろうかというふうに思いますけれども、医療にしても、それから農業にしても非常に本質的なところで議論して改革案をまとめておりますので、きちんと結果を出すように頑張っていきたいというふうに思います。
 企業の所有ですか、農地所有についても企業、株式会社、賃借のリースはできるわけですよね。今回、出資要件等を緩和して、全面解禁というわけではありませんけれども、使いやすい制度にしていきたいというふうに思っています。
(問)(フジテレビ・和田記者)今のところ岩盤規制は排除されたというところまできていますか。
(答)規制改革の案できちんと成果が出れば岩盤規制に対して非常に大きな改革になるというふうに思っております。
(問)(フジテレビ・和田記者)御所管ではないのですが、恐縮ですが1問だけ。
 昨日の集団的自衛権の一連の発表、総理の会見がありましたが御感想を一言。
(答)総理の見解を強く支持しております。

(以上)