稲田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年2月18日

(平成26年2月18日(火) 9:14~9:19  於:合同庁舎4号館6階620会議室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 冒頭、私からは特段ございません。

2.質疑応答

(問)日経新聞の兒玉です。内閣府や内閣官房のスリム化についてお伺いします。組織がそれぞれ肥大化しているということで、行政の見直しが党内でも政府でも検討されるということですけれども、そもそもこの内閣官房とか内閣府の組織が肥大化することによってどういう問題があって、それをなぜ改める必要があるのか。大臣の御認識をお願いいたします。
(答)省庁再編のときには内閣機能の強化ということがあって、内閣官房を戦略の場、内閣府を知恵の場ということで、省庁横断的なそういう組織というか、そういう位置づけだったと思うんですけれども、あまりにも内閣府にいろいろなものが来て、そして膨大にもなっているし、外からも見えにくいし、重複しているものもあるし、本来のそういった知恵の場とか、戦略の場という機能が果たして機能的なのかということもあると思います。行革の立場からもそういう観点はあるのではないかなと思っています。
(問)毎日新聞の宮島です。関連しての組織のあり方論の話なんですけれども、個人的には肥大化そのものがそんなに悪いわけではなくて、その肥大化に伴っての牽制機能であるとか、予算であるとかがついてくれば、それはそれで一つの形なのかなという気がするんですが、今の内閣府を見ていると、権限はたくさん来るんですけれども、重い仕事を、責任ばかり重くてだけど予算もついてこない、そういう仕事がちょっと多いのかなと思って、そこの部分の、何でそうなっていると御覧になっていらっしゃるのか。それらの改善の方策を今打つか打たないか別として、その改善の方策をどうされるのかをちょっと伺えませんでしょうか。
(答)先ほどの答えと重複するかもわかりませんけれども、やはり省庁再編のときの理念から何となくいろいろなものが集まるとか、どこにも行かないものを集めるとか、ちょっと本来の制度の趣旨に立ち返って改革する、内閣府肥大化の問題だけではなくて、行革全般に言えることではないかなというふうに思います。
(問)時事通信の大沼です。
 ソチ五輪で、羽生選手が金を獲ったり、昨日はジャンプ団体でメダルも獲るという今の状況で大臣の感想を一言お願いできますか。
(答)私も羽生選手が金を獲った瞬間、また昨日のジャンプ団体で銅を獲った瞬間もテレビで見ました。ちょっと寝不足なんですけれども、でもやはり頑張って、いつも総理がみんなで一緒に頑張れば夢はかなうということをおっしゃっていますけれども、そういう夢に向かって努力することの素晴らしさとか、またみんなで昨日の団体だったら、それぞれが問題を抱えていたり、葛西選手などは年齢もすごくいっていたけれども、自分の夢を実現したという、そういう姿が日本国全体に、今まで何となく昨日よりも今日、今日よりも明日よくなると思うことができなかった日本をもう一回よくしようというか、よくなるという、そういう勇気を与えてくれたというふうに思います。

(以上)