稲田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年7月23日

(平成25年7月23日(火) 11:07~11:13  於:合同庁舎4号館6階620会議室)

1.発言要旨

 皆さん、おはようございます。
 私からは冒頭、特にございません。

2.質疑応答

(問)時事通信の大沼ですけれども、参院選の自民党大勝の受けとめをお願いできますか。
(答)私も福井の県連会長をしておりましたので、一つは、やっぱり新人を擁して勝ってよかったと思っておりますと同時に、全体としては、安倍政権のこの半年間の景気回復、経済政策を国民の皆様方が評価してくださったのと同時に、やっぱりこれから先の、例えば福井だったら、まだアベノミクスの効果は全く来ていないという声も多く聞かれる中で、これから先に対する期待感で投票していただいたと思っていますので、ここからがきちんと、私の所管であるところの規制改革も含め、景気回復を本当に地方にまで実感してもらえるように頑張っていかなければならないという、身が引き締まるというか、そういう思いです。
(問)すみません。毎日新聞の宮島です。
 参院選の大勝に絡んでなんですけれども、これで実際、衆参のねじれが解消したことによって政策を前に進めやすい状況になりましたと。規制改革も、または公務員制度改革であるとかも、より理想路に進めやすい状況になるのかなと思います。参院選後の規制改革担当大臣や公務員制度改革担当大臣として、今後こういう方向で話を進めていこうとされていらっしゃるのか、改めての抱負をお伺いできますでしょうか。
(答)規制改革についても、4か月余りという短い期間の中で非常に前に進めることができたと思っておりますが、それでも、例えば農業の改革であったり、医療の改革であったり、まだまだ大きな改革について踏込み不足という声もあったかと思います。そういう指摘も踏まえながら、今おっしゃったようにねじれも解消しておりますので、腰を据えて、また新たなワーキンググループの立上げ等もして本格的に規制改革に取り組んでいきたいし、一つずつ結果を出していきたいと思っています。
 同時に、公務員制度改革については、春の内閣人事局の設置という、総理指示もございますし、きちんと事務局体制も整っておりますので、秋の臨時国会に法案を提出するという、その目標に向かって加速的に取り組んでいきたいと思っています。
(問)フジテレビの和田でございます。おはようございます。
 キャサリン妃が無事に男の子を出産されましたが、一言コメントを。
(答)私も第1子を出産したときの自分の非常にうれしかった気持ちを思い出しつつ、イギリスにとっても世界にとっても大変明るい、またうれしいニュースだなと思っています。
(問)テレビ朝日の菅原です。
 規制改革の件で、今、新たなワーキンググループの立上げとおっしゃったんですが、幾つかあると思いますが、具体的にどういったものを今予定されていますでしょうか。
(答)今、農業ワーキングを含め、今、検討中であります。
(問)もう一つ何か。検討中、農業以外にも幾つかということでございますか。
(答)そうですね。ワーキンググループの新たな体制も含め、今、規制改革会議で検討中であると承知をいたしております。
(問)(フジテレビ・和田記者)今の関連で、規制改革は2クール目に入るということだと思うんですが、また前回のように随時結論を出せるものは出していくというような形でいくのか、あるいは、最終的に取りまとめを出して全体をまとめていくという流れになるのか、いかがでしょう。
(答)そういう今回の規制改革の方法についても、規制改革会議で方針が出されるものと承知をいたしております。その結論が出たものから提言をしていくというスタイルも、私は振り返って非常によかったなと思っています。

(以上)