稲田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年4月23日

(平成25年4月23日(火) 8:40~8:47  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。
 冒頭、私からは特にございません。

2.質疑応答

(問)読売新聞の田島です。
 靖国神社なんですけれども、大臣はこの春季例大祭に合わせて参拝するお考えがありますでしょうか。その理由についてもお願いします。
(答)いつも申し上げているとおり、安倍内閣の一員として適切に判断して行動しますということを申し上げているとおりです。やっぱりこれは政治家個人の心の問題だと思うので、それぞれの判断で行くべき、行かないということも決めるべきじゃないかなと思います。
(問)大臣御自身はこの21日から23日の間には参拝しないということでよろしいでしょうか。
(答)するとかしないとか、今の段階で申し上げるべき段階ではないです。今のところ行っていません。
(問)時事通信社の近藤です。
 関連なんですけれども、これまで麻生総理をはじめ、閣僚の方も靖国参拝をされまして、中国や韓国が不快感を示されたりとか、日韓の外相会談が見送りになったりとか、そういう影響が出ていますけれども、その点について大臣のお考えをお聞かせいただけますか。
(答)私はやっぱり、自分の国のために命を捧げた人に対して、政治家がどういう気持ちで、靖国参拝するかしないかも含めて、本当に心の問題だと思いますので、韓国も中国も本当に重要なアジアの隣国で、パートナーだと思っていますので、影響が及ばないようにあってほしいなというふうに思います。
(問)朝日新聞の鈴木です。
 また関連してなんですけども、今後、大臣が仮にこの春季例大祭で参拝されることになると、もう既に反発をしている中国や韓国がまたさらに反応を示すことは十分予想されるんですけども、それでも行かれる可能性というのは御自身のなかでは。
(答)繰り返しで恐縮ですけど、本当に安倍内閣の一員として適切に判断をして行動していきたいと思います。
(問)フジテレビの和田でございます。よろしくお願いします。
 全然これは私、実は突っ込んでお伺いするような話ではないと思っているんですが、今の関連なんですが、大臣の今までの政治行動、政治活動を拝見していますと、先ほどいみじくも心の問題とおっしゃったようにですね、いや、行けというわけじゃないですよ、靖国にこの期間に行って当たり前かなと思って拝見しているということが一つというのと、それともっと細かくて恐縮なんですが真榊(まさがき)はお出しに、奉納されているんでしょうか。その2点お願いします。
(答)はい。真榊(まさがき)は奉納していません。春季例大祭、秋季例大祭が靖国神社にとって大きなお祭りであるということも認識しているし、その機会にみんなで靖国参拝するかで、今日しているんじゃないですかね。
(問)そうですね。
(答)されていますよね。私自身としては本当に心の問題だと思っています。いつ行くかとか、行くか行かないかとか、どのタイミングで行くかとかいうことも、私は政治家個人の心の問題だし、今、安倍内閣の一員として適切に判断し、行動していきたいなと思っています。
(問)心の問題の部分はよく理解をさせていただいたんですが、やはりこの期間に行かないということにもしなりますと、外交的な配慮というあたりがというふうになるんでしょうか。
(答)本当にいつ行くかとかどの日に行くかとかいうのも、私はやっぱり政治家個人の問題だと思うんですね。ですから、この期間に行かなかったからどうとかっていうふうにはとらえていなくて、また、その問題と安倍内閣の一員として適切に判断して行動する部分と、両方あると思います。
(問)テレビ朝日の菅原と申します。
 すみません、ちょっと靖国から離れるんですが、1か月前ぐらいに規制改革絡みで「規制改革ホットライン」というのを設置するとおっしゃったかと思うんですが、ネットでいろいろ市民から広く規制改革の議論を集めると。その後、どうでしょう、1か月たって反応といいますか、件数ですとか、どのような答えをされていらっしゃるか。
(答)まだちょっとその件数とかどういう整理をしているかについて、まだ明確な細かいところまでは把握していませんが、事務方が今整理をしておりますので、そちらに問い合わせをいただければと思います。
(問)一応、受け付けは来ていると判断していいですか。来てはいないんですか。
(答)相当数来ています。
(問)相当数。
(答)はい。
(問)大体どれぐらいでしょうか。
(事務方)すみません、ちょっと確認させてください。かなりたくさん来ています。
(答)ありがとうございます。

(以上)