稲田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年2月5日

(平成25年2月5日(火) 10:54~11:02  於:合同庁舎4号館6階620会議室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 冒頭、私からはございません。

2.質疑応答

(問)NHKの山本です。お願いいたします。
 今日、閣議の前に官房長官と、閣議の後に総理と会われていたと伺っているんですけれども、それぞれどういった内容の話があったのかというのを。
(答)一般的な少しアドバイスと報告ぐらいです。
(問)総理からアドバイスということでしょうか。
(答)そうですね、はい。
(問)もうちょっと具体的には、規制改革とかですね。
(答)そういうことでなくて全般的な、アドバイスというか、私もちょっと相談したりもしましたが、一般的なことです。予算委員会に向けての。
(問)森大臣も入られていたみたいですが、それとはまた別ということなんでしょうか。
(答)ちょっと森大臣の用件については承知していません。
(問)共同通信の中久木です。お願いいたします。
 先週の代表質問でもちょっと話題になったんですが、「みんなの党」の渡辺喜美代表の代表質問で公務員制度改革についての質問があったんですけれども、この安倍内閣で公務員制度改革をどう進めるかという方針についてちょっと御説明をお願いします。
(答)その代表質問に対する総理のお答えでも、総理自身が(当時)渡辺大臣も任命されたということもおっしゃって、この国家公務員改革というのは非常に重要であるというふうな御答弁だったかと思います。私自身も就任以降、この国家公務員改革というのは、まさしく公務員の皆さん方が自分の仕事に誇りと希望を持って、国家、国民のために機能できるような改革というものを進めてまいりたいということもお話ししてきたとおりでございます。また、平成20年に国家公務員改革基本法も成立をしておりますので、その後の自民党、それから民主党の経緯なども検証しながら進めていきたいと思います。
(問)関連なんですけれども、自民党は公約で国家公務員の幹部人事に関して、内閣人事局の設置を公約に掲げていますけれども、これをどのように進めるべきかというのを。
(答)内閣人事局に関しては、基本法の中にも明記されているところでありますので、自民党が与党時代、そして、民主党政権時代の提出し廃案になった法案の経緯なども検証しつつ進めていきたいと思っています。
(問)テレビ朝日(菅原記者)です。
 徳田国交政務官の辞任について、女性として、弁護士としてという立場も踏まえ、少しどのようにお感じになっていますでしょうか。
(答)徳田政務官、同期でもありますので、辞任されたことは安倍内閣の一員としても大変残念に思っておりますし、後任を速やかに決定していただいて、国政の遂行に支障がないようにしていただきたいなというふうに思っております。
(問)TBS、大橋です。
 毎回で申しわけないんですけれども、行革推進会議なんですけれども、予定がもし見えてきていましたら教えてください。
(答)行政改革推進会議のメンバーも8割方固まっているところなんですが、なるべく早くということで今その調整を進めているところです。
(問)フジテレビの和田でございます。よろしくお願いします。
 ちょっとタイミングが遅れ、なおかつ御所管外で恐縮なんですが、大臣は教育問題にも造詣が深いということであえてお伺いをしたいんですが、スポーツ指導に当たっての暴力と言ってしまうと身もふたもないんですが、手を少なくとも上げるというような問題が起こっているわけですけれども、特に女子柔道の問題を念頭に、スポーツとその指導のあり方についてどういう見識をお持ちかお伺いをしたいと思います。
(答)非常に重いし、また重大な問題だというふうに認識はしております。その上でスポーツは非常に教育にとって重要なことですので、私はやっぱりスポーツの中の精神、例えば柔道だったら本当に日本のスポーツの中の中核でもありますし、よりよい解決がされることを望んでおりますが、それ以上のことは、コメントは差し控えさせていただきます。
(問)スポーツ指導の中の暴力ということは、暴力というとあれですが、手を上げてしまうということは、これはもう全く遺憾ということなのかそうじゃないのか、その部分だけでも。
(答)ちょっと所掌外なのでコメントは差し控えたいと思います。
(問)(NHK・山本記者)すみません、1点、クールジャパンについて伺いたいんですけれども、さきの産業競争力会議でも重要政策課題ということで総理からやっていくようにというお話があったと思うんですけれども、今後具体的にどういうふうに進めていくのか方針を伺わせてください。
(答)クールジャパンについては、総理からも「日本の良さ」を発信する、そして、海外の競争力につなげていくということで非常に総理自身も思い入れもあるし、また、いろんな閣僚からもいろんなアドバイスもされております。省庁横断的に日本の良さを伝統も、そしてものづくりも、またアニメや漫画だったり、クールな日本というものを発信していくように今さまざまな角度から検討しているところです。
(問)今後は成長戦略との兼ね合いで、また6月までにという何か一つの、それまでに何か取りまとめるとか、そういっためどというのはあるんでしょうか。
(答)ちょっとそこまではまだお答えする段階までは至っていないです。

(以上)