薬物乱用対策推進会議の開催

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2014年7月8日薬物乱用対策推進会議


 平成26年7月8日(火)、総理大臣官邸において「薬物乱用対策推進会議」を開催しました。冒頭、菅内閣官房長官より、安倍総理大臣からの3点の指示の伝達がなされ、「最近、いわゆる『脱法ドラッグ』の乱用者が犯罪を犯したり、重大な交通死亡事故を引き起こしたりする事案が後を絶たず、深刻な社会問題となっている。こうした事件や事故の撲滅を図るため、総理指示を踏まえ、政府一体となって、しっかりと検討していただき、迅速かつ徹底した対策を講じていただきたい。」との挨拶がありました。
 次に、森内閣府特命担当大臣の議事進行により、合法ハーブ等と称して販売される薬物等、新たな乱用薬物について議論を行い、これらの薬物の多くが実際には違法薬物であり、危険性の認識が国民に根付くよう努めることの重要性や、販売業者等への指導・取締りの一層の強化等について意見交換がなされました。
 最後に、森大臣から「違法薬物やいわゆる『脱法ドラッグ』の乱用は絶対に許されるものではなく、総理の指示を受け、政府一丸となって『できることは全て行う』という基本姿勢で薬物乱用対策に取り組んでいくので、関係閣僚におかれてもよろしくお願いしたい。」と締めくくりました。
 ※ いわゆる「脱法ドラッグ」については、その表現が危険性を誤認させる恐れがあることから、7月22日より、「危険ドラッグ」と呼称を統一して使用することとしました。