日本経済団体連合会「女性活躍推進シンポジウム ~女性が支える日本の成長戦略~」での講演

写真1
講演の様子(1)
写真2
講演の様子(2)

 日本経済団体連合会において、新たに「女性の活躍推進部会」が設置され、そのキックオフとして、7月29日にシンポジウムが開催されました。約500人の企業経営者や人事・ダイバーシティ担当者が出席し、森まさこ女性活力・子育て支援担当大臣による講演、有識者によるパネルディスカッションに熱心に耳を傾けました。

 森大臣は講演において、「女性の労働参画が拡大すると、減少する生産年齢人口を補う効果にとどまらず、多様な経験や価値観を活かした商品・サービスの開発により、新たな市場が開拓されることが期待される。まさに、経済成長の担い手としての女性の可能性が注目されている。」、「企業にとっても、ダイバーシティを進めることは、世界中の様々な市場への適応可能性を高めるとともに、優秀な人材のプールを広げることになり、グローバル競争に勝ち抜くためにプラスに働く。」と述べました。

 また、課題として、役員・管理職への女性の登用促進や「M字カーブ問題」の解消を指摘した上で、日本再興戦略(PDF形式:859KB)PDFを別ウィンドウで開きます別ウィンドウで開きます(首相官邸ホームページ「日本経済再生本部」より)に盛り込まれた女性の活躍推進に向けた施策を紹介し、「多様な働き方を可能とし、男女がともに活躍し続けられる社会の構築を目指して、政府全体で取組を進めたい。」と締めくくりました。