森内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年10月22日

(平成25年10月22日(火) 8:49~8:53  於:衆議院議員食堂)

1.発言要旨

<少子化危機突破タスクフォースについて>
 余り時間がないようですので、ちょっと早口で申し上げます。2件あります。
 まず、少子化危機タスクフォース(第2期)の情報提供チームを開催いたします。このチームは、先日開催いたしました政策推進チームと併せて開催するものです。第1回のこの情報提供チームでは、活動方針、それから江戸川大学教授で日本広報学会前理事長の濱田氏、後藤委員、安藏委員からヒアリングを行い、意見交換をいただく予定です。私も国会が終わり次第駆けつけます。

 

<あまみ長寿・子宝フェスタin徳之島への出席について>
 次に、徳之島出張について申し上げます。
 10月26日土曜日に鹿児島県奄美群島の徳之島を訪問いたしまして、「あまみ長寿・子宝フェスタin徳之島」に出席し、パネルディスカッションに参加をする予定でございます。奄美群島は長寿者が多く、さらに合計特殊出生率が全国で上位を占めるなど、子宝に恵まれた地域です。そのような特性を生かして、まちづくりや産業、観光の振興を一体として推進していると伺っておりますので、その取組みから好事例や課題を学び、少子化危機の突破を始めとする政策の実現に生かしていきたいと考えております。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)少子化タスクフォースの件なのですが、この情報提供チームの意見の取りまとめについて、大臣としてはどのような形で会議の内容を集約したいと考えていますでしょうか。
(答)まだ第1回が始まったばかりでございますので、特にまだスケジュールや意見の取りまとめの方向は決まっておりませんけれども、第1期の少子化危機突破タスクフォースの中で出ました国民全体に対する知識の啓発等の方法、それから内容、対象者などについて意見交換が行われるものと思っております。
(問)特定秘密保護法案についてお聞きしたいのですが、きょう、閣議決定に向けて各党、与党内でも議論が出尽くしたと思うのですけれども、取材の自由について法令違反又は著しく不当な方法によるものと認められない限りは、正当な業務による行為とする。この場合、違法ではないが著しく不当な取材というのはどんな取材であると大臣はお考えでしょうか。また、「不当な」というのは、誰にとって不当だとお考えでしょうか。
(答)「不当な」というのは、通常刑法35条に規定をされている違法阻却事由になる不当だと考えておりますけれども、具体的には判例がございますので、西山事件の判例に匹敵するような行為だと考えております。

(以上)