森内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年12月28日

(平成24年12月28日(金) 10:11~10:18  於:合同庁舎第4号館6階605号室)

1.発言要旨

 閣議を終えての記者会見ですけれども、本日は、閣議について私から何か御報告することは特にございませんので、あとは皆さんからの質問があればお受けしたいと思います。よろしくお願いします。

2.質疑応答

(問)閣議後、大臣、総理と会われていたと思うんですけれども、どういった案件についての話で、何か例えば総理からきちっと終わったら……。
(答)明日、総理が福島県に視察に入られます。そのことについて打合せをいたしました。総理は、まず衆院選の公約でも公約集の一番最初に、まず復興というふうにお書きになったということ。それから、総裁選が終わって総裁になられた後の第一の地方遊説も福島県に入られて、私と一緒に第一原発の中まで、壊れている4号機のところまで行きました。そういう経緯もありまして、総理として復興、特に福島県の復興について思いが非常に強いわけでございます。
 そこで今回、国会が終わった翌日に、まず最初に福島県に入る、しかも、また第一原発に今度は総理として視察に入るということで、並々ならぬ復興並びに原発事故の収束への意欲を感じました。
 また、追加して申し上げますと、全閣僚が復興大臣であると自覚を持って、各分野で復興について尽力せよという御指示でございましたので、私に対しても、明日の視察の中で、私の消費者、それから少子化、男女共同参画、共生社会、これに関連する部分については随行して説明又は一緒に視察するようにという御指示がございました。
(問)ちょっと原発の話が出たので、関連で伺いたいんですが、茂木経済産業大臣が2030年代に原発をゼロにするという前政権の方針を見直して、更に言いますと、未着工の原発の新増設についても認めないというふうに前政権はしていましたが、この方針も白紙にするという考えを表明されました。福島では、東北電力の浪江・小高原発の新設計画というのもまだ厳密に消えていないわけなんですが、こういったことについて大臣はどのようにお考えですか。
(答)私、今日の閣議ではそれが議題に上りませんでしたので、まだ御発言についても確認しておりませんので、早急に閣内の意見がどうなっているかということを確認したいと思います。
(問)関連して、今のお答えに関連してなんですけれども、閣内の意見がどうなっているか確認したいというのは、例えば閣僚懇ですとか、そういうところでいわゆるこの原発の方針等を議論したいという趣旨、その閣僚での意見がどうなっているか。
(答)具体的にどの場所で確認するかはまだわかりませんけれども、御発言の趣旨がまだ報道ベースでしか私も存じ上げておりませんので、御発言の事実及びその趣旨、それから、閣内統一の見解がどうなっているのかということをしっかり確認してまいりたいと思っています。

(以上)