南海トラフ巨大地震の被害想定(第二次報告)記者会見を実施

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記者の質問に答える古屋大臣
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 平成25年3月18日、南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ(主査:河田惠昭 関西大学教授)がとりまとめた南海トラフ巨大地震の被害想定(第二次報告)について、古屋大臣が河田主査とともに記者会見を行いました。
 古屋大臣は、「想定外を避ける」との観点から最大クラスまで設定したことについて、現実にはより被害の小さいケースが発生する可能性の方が高いものの、巨大地震が発生した際に起こりうる事象を「冷静に正しく恐れる」ことが重要である、と述べるとともに、その上で危機意識を高め、事前の防災・減災対策をハード・ソフトの両面からしっかりと実施することで、被害は確実に減らすことができる、また、これらの対策を強靭化基本計画にしっかりと反映させ、強くしなやかな国づくりに向け邁進する、と決意を述べました。