古屋内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年7月23日

(平成25年7月23日(火) 10:47~10:53  於:合同庁舎第2号館18階第4会議室)

1.発言要旨

 御苦労さまでございました。選挙が終わりまして、初の閣議でございました。
 私からは特に御報告を申し上げることはございません。
 こういう結果が出ましたけれども、やはり私は、自分のブログにもフェイスブックにも、勝って兜の緒を締める。これからは、総理も言及をされているように、やはり我々に政権運営の責任が全部来るわけでありまして、野党の責任には一切できません。そういう意味では謙虚に、なおかつスピーディーに、公約をした政策を実現するために、更に一層脇を締めて、そして、与野党一体になって日本を取り戻すために全力を尽くしていかなければならない。改めてこんなことを感じた次第でございます。
 以上です。

2.質疑応答

(問)NHKの安永です。
 今回の選挙の大勝によって、自民党はほぼ3年間は間違いなくずっと安定政権を築けると。これは北朝鮮にとっても、日本は本当の交渉相手として、ふさわしいというのは変な表現なんですけれども、向こうは交渉したくなる相手に間違いなくなったと思うんですが、今後の拉致問題について、どう取り組んでいくかというのをお願いします。
(答)今の御指摘については、正確に言うと、したくなる相手というよりは、せざるを得ない相手になると、こういうことだというふうに思います。
 私たちの拉致問題に対する考え方は、安倍政権のもとで、もうはっきりいたしております。これからもその私たちの拉致問題解決に向けての取組を更に加速していく。担当大臣としても全力を尽くしていきたいというふうに思います。
(問)フジテレビの仁尾ですが、イギリスのキャサリン妃が男の子を出産したんですが、どのように受け止めていらっしゃるでしょうか。
(答)私も朝、ネットで見ましてね、いや、本当に喜ばしいですね。慶賀の至りでございますよね。やっぱり日本とイギリスのロイヤルファミリーとは大変近しい関係でもありますし、そういう意味では、もう心からお喜びを申し上げたいというふうに思います。
(問)共同通信の津川と申します。
 参議院選挙の話に戻るんですけれども、今日は選挙後初の閣議がありましたけれども、総理から何か指示だとか、何かお話だとか、そういったことがありましたでしょうか。
(答)閣議の内容については、基本的に私どもは言及しないで官房長官から言うということなんです。もう基本的なことだけ。選挙に対する慰労と、それから、閣僚が3人、立候補、候補者でございましたんで、それに対するねぎらいの言葉、そして、今後もしっかりスピード感を持って政策に取り組んでいくと、こういった趣旨のこと。詳しくは官房長官から、御報告があると思います。
(問)すみません、朝日新聞の赤井ですけれども、防災や国土強靱化といった問題については、この選挙結果を受けてどう考えていくのか、もしくは、更に加速させていくのか、政策を一部追加するとか、何かお考えになっているんでしょうか。
(答)まず、国土強靱化については、もう既に法律は国会には提出されておりますが、まだ、成立しておりませんけれども、それに先行して推進室、あるいは有識者懇談会等々、それから省庁連絡協議会をつくって、与党・政府一体のもと、この作業はスピード感を持って進めております。したがって、これを更に加速していくということに尽きると思います。
 それから、防災については、既にもう災害対策基本法の改正ができまして、これは各都道府県あるいは市町村に対する中身も含まれておりますので、そういったものの周知徹底。それから、今後は首都直下地震の、検討ワーキングチームも先週行いましたけれども、その最終取りまとめに向けての取組の強化等々、今まで取り組んできたことを更にブラッシュアップして取り組んでいくということに尽きると思います。
(問)改めて共同通信の津川です。飯島内閣参与が先週、北京で北朝鮮の当局者と会ったということ、一部報道がありますけれども、それについて受け止めなりを。
(答)報道はもうよく承知しております。それ以上のことは申し上げません。

(以上)