古屋内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年7月2日

(平成25年7月2日(火) 11:47~11:52  於:合同庁舎第2号館18階第4会議室)

1.発言要旨

 御苦労さまです。ちょっと時間が遅れまして申しわけございません。
 今日は、こちらにもお示ししましたが、拉致問題担当大臣として新しいキャラクター並びにポスターの発表をさせていただきましたので、今日はここにも掲示をさせていただきました。
 ここのポスターは、全国約16万か所、具体的には、まず郵便局であるとか、あるいは都道府県、市町村の公共施設、それからJR、民鉄をはじめとする駅あるいはコンコース、こういったところを中心に、大体今のところ16万か所ぐらいになると思いますが、掲示をさせていただくということになります。その後は、順次、掲示の場所を増やしていきたいと思いますし、また、一般の皆さんからも、ぜひ貼らせてほしいという要望があれば、大いにそれは積極的にお応えをしていこうと、こういうふうに思っております。
 私たちは、拉致問題解決のためには、政府を挙げてオールジャパンで取り組む、そのことの一環として広報戦略を強化して、多くの国民がこの拉致問題に再び想いをはせていただいて、それで、しっかりと怒りの声を上げていただく、このことが北朝鮮に対する圧力にもつながっていく、こういうことで広報の全面的な見直しをさせていただきました。
 なお、7月8日に首都直下地震対策関連で現地視察をさせていただこうと思います。今、首都直下地震対策は、ワーキンググループで被害想定とか、その対策について鋭意検討を進めているところでございますけれども、その方向性をまとめるに当たりまして、まず主要ライフライン、例えば東京ガス、あるいは交通施設、東京メトロ、首都高、こういったものの地震対策、あるいは密集市街地ですね、木密地域とよく言われますが、こういった市街地の視察を来週月曜日に行わせていただく予定です。
 特に板橋区の密集市街地、木密地区、あるいは学校の耐震化等々については、選挙区でもありますし、また文部科学大臣でもあります下村文部科学大臣も同行をいただこうということで計画をさせていただいております。
 板橋における取組の視察については、皆さんの取材も可能でございますので、また詳細は事務局のほうにお問い合わせをいただきたいと思います。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)NHKの加藤と申します。
 先ほど、木密地域等を御覧になるとございましたが、主にどういったところを御覧になるのでしょうか。
(答)住宅密集地と、これは区長にも御協力いただいて、区長も同行していただける予定でございますので、そういった木密地域、あるいは市街地の密集地区、こういったところを視察させていただこうということで、ちょっと詳細はまだ決まっておりませんが、そういった地域を視察させていただくというところまでは決めています。
(問)木密地域の、例えば火災対策等、法律の問題だとか、あるいは住居塀の問題だとか、90年前からの積み残し論がずっとあると思うんですが、そういったものもワーキンググループの報告書内には記載するのでしょうか。
(答)木密地区の対策は、これはワーキンググループの検討課題にも入っておりますので、最終的にどういう取りまとめをするかしっかり今議論をして決めていきたいと思いますが、その報告書にどう書くかも含めて、私自身がそういった地域をしっかり視察をさせていただく、こういうことです。

(以上)