第1回総合科学技術・イノベーション会議

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第1回総合科学技術・イノベーション会議の様子(1)
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第1回総合科学技術・イノベーション会議の様子(2)

 平成26年5月23日、総理大臣官邸において第1回総合科学技術・イノベーション会議を開催しました。
 本日の会議は、内閣府設置法の一部を改正する法律が施行された後、第1回目の会議ということになりました。
 まず、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)について、10課題への予算配分などを決定いただきました。
 次に、科学技術イノベーション総合戦略の原案についてご審議をいただきました。
 最後に、安倍総理から、次のとおり、御発言がありました。
 
 「先月成立いたしました法律改正によりまして、本日から、この会議の名称は、「総合科学技術・イノベーション会議」として、新たなスタートを切ることになります。イノベーションということを加えて長くした意味は、単なる研究開発の促進のみならず、その成果を産業化等の出口へつなげていくことを明確にしていくという強い意志を、付け加えたイノベーションに込めたものでございます。
 そのためにも、この会議が司令塔機能を発揮していくよう、引き続き、御尽力をいただきたいと思います。
 その上で、本日は、2点申し上げたいと思います。
 第1に、科学技術イノベーション政策の総合戦略について、経済のフロンティア開拓につながるような、大胆でインパクトのある政策パッケージをまとめ、日本再興戦略及び骨太方針の改訂に反映させていただきたいと思います。
 第2に、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)は、この会議の主導の下で、各省縦割りの弊害を排除し、府省連携して国全体で推進して社会を変えていく、画期的な取組であります。この「国家重点プログラム」を、継続的に力強く推進し、是非とも成功させねばなりません。
 このため、進捗状況をしっかりフォローアップしていくとともに、関係閣僚におかれましては、全面的な協力をしていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。」