第116回総合科学技術会議

写真1
第116回総合科学技術会議の様子(1)
写真2
第116回総合科学技術会議の様子(2)
写真3
プレゼンテーションの様子(1)
写真4
プレゼンテーションの様子(2)

 平成25年12月17日、総理大臣官邸において第116回総合科学技術会議を開催しました。

 会議では、議題1「国家的に重要な研究開発の評価」について、有識者議員から説明があり、意見交換の後、決定し、同日付で関係大臣に通知されました。
 議題2「科学技術イノベーションに適した環境創出」について、有識者議員から説明があり、意見交換を行いました。
 議題3「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」について、山本科学技術政策担当大臣から報告がありました。
 議題4「最近の科学技術の動向」では、「宇宙の起源と運命を探る研究」について、村山斉東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構長からプレゼンテーションがありました。

 最後に安倍総理から、次の御発言がありました。

 「科学技術イノベーション政策の真の司令塔として安倍政権の下で新たに生まれ変わった「新生」総合科学技術会議が3月のスタート以来、実に10回の審議を行ってまいりました。
 この1年で科学技術イノベーション総合戦略等、多くの成果をあげて頂き、私の目指した総合科学技術会議の再生は実現出来たと考えております。
 有識者議員をはじめ、各議員のこれまでの多大な御貢献にあらためて感謝を申し上げたいと思います。
 今後とも、我が内閣のイノベーション重視の政策運営を支える大黒柱として総合科学技術会議には大いに御活躍頂きたいと思います。
 その上で本日は2点申し上げたいと思います。
 第1に、革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)は、先週、閣議決定をした補正予算案において、厳しい財政事情の中で将来に夢を繋ぐ国家重点プログラムとして格段の配慮を行い、550億円の予算措置を行いました。このプログラムを日本の将来を切り拓く、実効あるものとなるようにしっかりと具体化をして頂きたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
 第2に、多様な人材のチャレンジが可能な、イノベーションの連鎖を起こす環境の整備のための対応策パッケージを関係府省が連携して、政府一体となってとりまとめ、来年の科学技術イノベーション総合戦略の改定に盛り込んで頂きたいと思います。」