北方領土返還要求中央アピール行動参加

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挨拶を行う山本大臣
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返還への想いを参加者とともに
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北隣協代表者からの要請
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中央アピール行動参加者を激励する山本大臣

 平成25年12月1日、山本北方対策担当大臣は、北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会(北隣協)が主催する「北方領土返還要求中央アピール行動」に参加しました。
 山本大臣は、日比谷公園大音楽堂で行われた出発式の挨拶で 「私は本年9月に北方四島交流事業の参加者の一員として国後島及び択捉島を訪問し、この目で現地の様子を見てまいりました。」と述べ、「元島民の方々がお墓に線香をあげていらっしゃるのを見て、一日も早い返還への思いを強くし、北方領土問題の解決を図っていくとの決意を新たにしました。」と決意を伝えました。
 また、出発式の後、北隣協を構成する一市四町(根室市、別海(べつかい)町、中標津(なかしべつ)町、標津(しべつ)町、羅臼(らうす)町)の各首長・議長から、北方領土問題の早期解決についての要請を受け、山本大臣は、「皆様方の想いや願いが日本中に伝わるよう、すそ野の広い返還要求運動の推進に向けて、全力で取り組む」と応えました。
 この後、山本大臣は、日比谷公園までの2.2kmを行進する、約550名の参加者を見送りました。
 ※昭和20年12月1日に当時の安藤石典(あんどういしすけ)根室町長が、連合国最高司令官マッカーサー元帥に対し北方領土の返還を求める陳情書を提出することとした。この行動が北方領土返還要求運動の始まりとされている。