第108回総合科学技術会議

写真1
第108回総合科学技術会議の様子(1)
写真2
第108回総合科学技術会議の様子(2)
写真3
第108回総合科学技術会議の様子(3)
写真4
第108回総合科学技術会議の様子(4)

 平成25年3月28日、総理大臣官邸において第108回総合科学技術会議を開催しました。
 
 会議冒頭の挨拶で、安倍総理から、次のご発言がありました。

 「安倍内閣におけるイノベーション政策は、技術のための技術に陥らず、「成長のためのイノベーション」となるよう、全力を挙げていくこととしたいと思います。本日は、成長戦略の策定のために、次世代インフラとエネルギーの2分野について、議論をスタートしていただくことになっています。
 インフラは、国民生活や経済活動を支える重要な基盤である一方、その多くで今日老朽化が進むなど、早急な対応が求められています。
 また、エネルギーについても、国際価格の高騰等我が国を取り巻くエネルギー事情が中長期的に厳しさを増している中で、安全で効率的かつ低廉なエネルギーの確保は、今後の経済社会の成長と安定にとって極めて重要です。
 こういった課題を解決して大きく成長につなげていくために、両分野においてコアとなる科学技術イノベーションとは何か。閣僚や有識者議員の皆様で議論をして、まとめていただきたいと思います。
 併せて、こうした提言が絵に画いた餅とならぬためにも、総合科学技術会議の機能強化策について、権限、そして予算両面においてこれまでにない強力な推進力を発揮できるよう、引き続き具体化の努力をお願いしたいと思います。」

 その後、会議では、次世代インフラとエネルギーに関する集中審議が行われ、有識者議員と関係大臣で活発な意見交換が行われました。
 その他、国家的に重要な研究開発の評価結果(2件)が決定された後、先端研究助成業務に係る独立行政法人日本学術振興会の第3期中期目標・中期計画(案)が了承されました。