山本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年3月8日
(平成25年3月8日(金) 8:41~8:44 於:院内内閣記者会3)
1.発言要旨
閣議の件については、特に報告をすることはありません。
今日は、FIRST(最先端研究開発支援プログラム)、例の最先端研究開発支援推進会議の中間評価決定がありましたので、簡単に御報告したいと思います。
ざっと見させていただいたんですけれども、なかなか期待された成果が創出されつつあると感じています。例えば、山中先生(山中伸弥京都大学教授)のiPS細胞の話とか、あと、次世代ディスプレイ技術として注目されている有機EL、エレクトロルミネッセンス、これは九州大学の安達千波矢教授、自ら光るというものですけれども、それから、官邸でもデモンストレーションを行っていただいた山海先生(山海嘉之筑波大学教授)のロボットスーツHALとか、なかなか成果は出ているものもあれば、他方、まだ一部について少し見直しをしたほうがいいという意見が出たものもありました。
評価結果の詳細は事務局の方からプレスリリースをしていると思いますが、御興味があれば別途問い合わせをいただければと思います。
FIRSTについては今後とも、この中間評価を受けて、しっかり進めていきたいと思いますし、いろいろ後継プログラムの意見も出ていますので、これもしっかり検討していきたいと思います。
以上です。何か御質問があればどうぞ。
2.質疑応答
- (問)NHK、内田です。今日未明に、国連の安全保障理事会で北朝鮮に対する制裁決議、強化された制裁決議が全会一致で採択されましたが、それについて、閣僚のお一人として、また外務省の副大臣経験者として、また領土問題担当として、受け止めあれば、お願いいたします。
- (答)外交は私の所掌じゃありませんけれども、日本としても決議の採択に汗をかいたわけですから、当然、北朝鮮に対してしっかりと、こうした国際社会の動きをもって望ましい方向に促していくという点では、いいことだと思います。いいことというか、当然のことだと思います。
よろしいでしょうか、ありがとうございました。
(以上)