山本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年2月26日

(平成25年2月26日(火) 8:36~8:42  於:院内内閣記者会3)

1.発言要旨

 今日はまず簡単に二つ申し上げたいんですけれども、3月2日、今週の土曜日に石垣島で開かれる石垣空港の開港式に出席をするという予定です。いろいろ調整していましたけれども、最終的に決まりました。この空港の開港は八重山圏にとっては非常に重要だということで、是非足を運びたいと思っております。あわせて宮古島にも足を延ばしたいと、離島の事情もしっかり見てきたいというふうに思っていますし、仲井眞知事ともまた1時間ぐらい食事をすると、朝になるか昼になるかちょっと分かりませんけれども、おそらく朝食会でしょうか、仲井眞知事とも7回目の懇談をさせていただきたいと思っています。
 それからもう一つ、総合科学技術会議、これは4人の人事案について今、国会で御検討いただいているので、これは立法府の判断なんですけれども、今日も日本経済再生本部の会合のときにも申し上げたんですが、これは国会の判断できちっと同意が得られ次第、速やかに任命をさせていただいて、総合科学技術会議の本会議をスタートさせたいということで、今、官邸側と最終的に調整を行っていますが、今週もし国会の判断で承認がいただけるということであれば、できるだけ早く、できれば今週中に総合科学技術会議を開催できるように官邸と調整をしていきたいというふうに思っております。
 最初に言えばよかったんですが、閣議については今回特に報告することはございません。
 何か御質問があればお受けしたいと思います。

2.質疑応答

(問)共同通信なんですけれども、3月2日というのは1日だけ、日帰りということの理解でよろしいですか。
(答)1泊。宮古島にも行くので、やはりちょっと1泊ないと。
(問)そうすると、宮古島は3月3日ということですか。
(答)3日ですね。最初にまず石垣に朝の飛行機で行って。宮古島はその次3日に行きます。
(問)あと、報道でも一部出てはいますけれども、沖縄の辺野古移設に向けての埋め立て申請というものが出ていますけれども、それは大臣の所掌とはまた別かとは思うんですけれども、知事とお会いになるということを受けてどういった会談にしたいのかというところをお聞かせ願えますか。
(答)あまり具体的な会談の項目みたいなものは考えていませんけれども、やはりいつも申し上げているとおり、沖縄との信頼関係をしっかり作っていくというのが私の役目ですから、今回は知事も開港式に出席をされるということなので、これはもちろん機会があれば常に意見交換をしたいと思っていますから、そういう形で実現したということです。
(問)NHKの内田です。総合科学技術会議ですが、早ければ今週中にも開催したいということですが。
(答)国会同意人事が通ればですね。
(問)通れば。それで、その際にどのような議論からこれ会議の中ではスタートさせていきたいとお考えですか。
(答)これは本当に第1回目の会議なので、これからどういう項目というかポイントについて、どういうふうに議論していくかという流れを決めたいというふうに思っています。いずれにせよ、総理にもちろん御出席をしていただくということになると思うので、最初の会議ですから、まずきちっと打ち出させていただきたいことは、総合科学技術会議を抜本的に強化すると。今日も日本経済再生本部で私のほうから機能強化について、今日記者会見で申し上げたような御報告をさせていただきましたけれども、総理のほうからは、今までにない予算、機能面も含めた抜本的な強化をやるべく具体策をできるだけ早く取りまとめてくれと。改めて総理のほうから発言がありましたので、そういうことも受けて、1回目に今までの総合科学技術会議とは違う、新たな、この何年間かの日本、まさに日本経済が直面しているいろいろな困難、この国難の状況の中で科学技術イノベーションを推進できるような、本当に新たな機能強化された総合科学技術会議を作り出すと。そういうメッセージを担当大臣としては是非総理に打ち出していただきたいなと思っています。
(問)成長戦略に関することについては、1回目の会議では具体的な議論というのはお考えでしょうか。
(答)そこは1回目はどちらかというと、これからどういう形で進めていくかということにしたいと思うのと、あと新しい有識者議員の方々が本会議を開くということになれば、そのときには誕生しているわけですから、そういう方々との意見交換をしっかりしたいと思っています。
 よろしいでしょうか、ありがとうございました。

(以上)