甘利内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年2月7日

(平成26年2月7日(金) 8:39~8:46  於:官邸エントランスホール)

1.発言要旨

 私の方から1点報告がございます。
 本日、閣議におきまして、安倍総理から、好循環実現のための経済対策、補正予算の早期実行と進捗管理についての御指示がありました。また財務大臣からは補正予算の早期の執行に関しまして、そして総務大臣からは地方公共団体への事業の早期執行の要請などに関しまして、御発言がありました。
 私からは、昨年の経済対策の進捗管理同様に、一日も早い効果の発現、そしてガラス張りの執行、さらに閣僚がリード、この三原則にのっとりまして、各閣僚にしっかりと進捗管理を指揮していただきたい旨の発言をいたしました。内閣府といたしましても、経済対策の進捗状況の調査を行いまして公表するとともに、その結果を経済財政諮問会議に報告するなど、経済対策全体の進捗管理にしっかりと努めてまいります。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)昨夜、補正予算案が可決、成立しました。受け止めをお願いいたします。
(答)今回の補正は、消費税率引上げに伴う駆込み需要に対する反動減、これを速やかに埋め戻すと同時に、成長軌道にしっかりと乗せていくということの二つの意味で重要であります。適切な執行に努めたいと思っております。
(問)今月末にもTPPの閣僚会合が行われるとの報道もありますけれども、現在、特にアメリカとの間でどのような調整が行われている段階なのでしょうか。
(答)アメリカとは水面下で事務的な調整をいたしております。これは、私の思い、考え方を、事務的にできるだけ閣僚会議の前に地ならしをするようにという指示の下にやっております。進んだ点、進んでいない点、いろいろ報告はありますけれども、今月の下旬に予想されます閣僚会議に向けての前段の整備がしっかりとできるように督励をしているところであります。
(問)ソニーが決算を発表して、1,100億円の最終赤字、テレビ事業の子会社化、それからVAIO事業の売却など発表しましたが、その受け止めを聞かせていただけますか。
(答)電機業界は、日本の輸出を支える御三家とも言われていたわけでありますけれども、それが競争力を失って軒並み赤字転落をする中で、ようやく各社とも業績を改善してきました。収益が過去最高を更新する企業も出てきているわけであります。そういう中で、ソニーがひとり負けの状況になっております。
 ソニーの発足から今日までを見ますと、ビジネスモデルが随分変わってきているようであります。金融やエンターテインメントで収益を上げるというビジネスモデルに変わってきています。それ自身はいいことでありますけれども、創業精神というのは、やはりものづくりにおけるイノベーションを常に発現していく、そういう企業であったはずであります。是非、創業の精神の部分を大事にして、イノベーションはソニーからという創業精神に立ち返って、技術開発力をつける、研究開発力をつけていくということに期待をいたします。
(問)少し所管を外れますけれども、エネルギー基本計画に関して、高速増殖炉の「もんじゅ」について実用化に向けた目標を白紙に戻す、基本計画に入れないという一部報道がありましたけれども、事実関係とその受け止め、どう考えたらいいのかお願いします。
(答)これはまだそういう決定には至っていないと承知しております。「もんじゅ」というのは、資源少国日本が、どうやってエネルギーのリサイクル利用をしていくかということ、それから最終的な廃棄物の絶対量を減らしていくという、この二つの精神でスタートした事業であります。そのスタート以降、いろいろな事案、事件で頓挫しておりますけれども、そのスタートの時の考え方と、今後のエネルギー政策、なかんずく原子力政策をどうすり合わせていくかということを、経済産業省を中心に取り計らっていって、結論が出ていくのであろうと思っています。
(問)内閣府の職員が変死した事件について、現状どういうふうに把握されているのでしょうか。
(答)これは痛ましい事件でありますけれども、真相はよくわからないところがありまして、いろいろな観測情報はありますけれども、捜査当局の捜査を見守りたいと思っています。

(以上)

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