甘利内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年10月22日

(平成25年10月22日(火) 8:45~8:49  於:院内閣議室前)

1.発言要旨

 私からは特にありません。

2.質疑応答

(問)国家戦略特区の推進に関して、昨日、総理を中心とする会議体の方針があって、総理から担当大臣はこれには含めないということが予算委員会でも御説明がありました。抵抗大臣などという造語も飛び出すような反響があるのですけれども、これに関して大臣の御所見をお願いいたします。
(答)安倍内閣には、協力大臣はいても抵抗大臣はいないと思います。所管する大臣が入ってくるとどうしてもバイアスがかかる見方をされてしまうということもあるかもしれません。ここは、特区の設計については特区担当大臣を中心にしっかりやっていただきたいと思います。私にできることは全力でサポートしたいと思います。
(問)TPPに関して、閣僚会合の日程とか場所がちらほら出始めて、7日から9日までシンガポールなどという一部報道もありましたが、これに関しての現在の調整状況を教えていただけますか。
(答)大体そんな日程になるのではないかという観測がありますが、現時点では正式にまだ連絡は来ておりません。
(問)IAEAが除染の目標を1ミリシーベルトを必ずしも達成する必要ないという報告を出しましたけれども、それについての受け止めと政府の目標を改めるべきというふうなお考えでいらっしゃいますか。
(答)国際的に権威のある機関が、安全を含めたあらゆる国際標準について、適切なアドバイスをするということは大事なことだと思います。それ以上については所管大臣ではありませんので控えさせていただきます。
(問)最初に質問が出た国家戦略特区ですけれども、大臣がおっしゃっているのは、これは特区の諮問会議のことを指しておっしゃっているのでしょうか。
(答)そうですね。諮問会議について特区担当大臣を中心にしっかりやってもらいたいと思います。私も関係する大臣として全力でサポートしたいと思います。
(問)みずほ銀行が暴力団への融資を放置していて、金融庁に嘘の報告をしていたことで、みずほ銀行の佐藤頭取が産業競争力会議を辞任されましたが、これについての受け止めと経営責任の取り方についてお考えを聞かせていただけますか。
(答)この時点で取るべき責任というのは、原因の究明をして再発防止に万全を期すということであると思います。それ以降については、いろいろ企業としての判断等々もあろうかと思います。
(問)暴力団に融資していたことを放置していたことについて率直な受け止めを聞かせていただけますか。
(答)これはあってはならないことであります。

(以上)