甘利内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年6月4日

(平成25年6月4日(火) 8:54~8:59  於:内閣府本府5階522会見室)

1.発言要旨

 私からは特にありません。

2.質疑応答

(問)今朝、薬のインターネット販売について4大臣で会合をやったと思いますけれども、その結果について聞かせていただけますでしょうか。
(答)いろいろ、今、協議中であります。成長戦略の取りまとめまでには結論を出したいと思います。
(問)ネット販売の件ですけれども、報道が、今相次いでいますけれども、第1類、第2類の販売をどうするかということが焦点だと思いますが、第1類の中でも、かなり踏み込んだ医薬品を求める声も規制改革会議で上がっていて、政府もその方向で調整しているという話を聞いているのですけれども、その成長戦略までにというのは、今週の素案の決定までに結論を出すということなのか、また閣議決定までにという意味でおっしゃっているのでしょうか。
(答)できるだけ早く取りまとめたいと思っています。今はそこまでで、いつまでにということではありません。とにかく成長戦略を取りまとめる時までにはしっかりと結論を出したいと思います。
(問)為替がニューヨーク外国為替市場の方で一時98円台に乗るなど、またちょっと値動きが荒くなっているのですけれども、こちらについての御感想をお願いします。
(答)複雑な動きになっていますよね。アメリカは、製造業の景況感が予想より低かったということです。それに対して、今度は金融緩和が継続をされるということでああいう複雑な動きになっているのですかね。とにかく円安についても株高についても、非常に急激に推移をしてきました。当然、調整局面はあるのだと思います。今後はいろいろと不安定な要素の中でこの揺れが収れんしてくるのでしょうけれども、まさにこれからは実体経済に伴って各指標が動いていくということであると思いますから、成長戦略の取りまとめ実施が市場から注視をされるというところだというふうに思っています。
(問)社会保障制度改革国民会議の清家会長が、昨日、年金支給開始年齢の引上げはあってしかるべしというような発言をなさっていましたけれども、これは大臣も同じお考えでしょうか。
(答)今、社会保障制度改革国民会議有識者のメンバーに取りまとめをお願いしているところであります。大所高所から社会保障4分野について適切な取りまとめがなされるであろうと思います。今はその議論の収れんを見守っているというところであります。
(問)GPIFなどの公的年金の積立金の運用に関して、政府が7月に有識者会議を設置して見直しの検討を始めるという報道があるのですけれども、事実関係について教えていただければと思います。
(答)成長戦略を取りまとめる過程で、民間議員からいろいろなお話が出たということは事実であります。今は成長戦略の取りまとめ過程にありまして、この件に関してのコメントは差し控えたいと思います。

(以上)