甘利内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年2月5日

(平成25年2月5日(火) 10:41~10:44  於:内閣府本府5階522会見室)

1.発言要旨

おはようございます。私からは特にありません。

2.質疑応答

(問)輸出企業の決算が円安・株高で上向き始めていると思います。大臣は、デフレ脱却に向けて、今後、企業に賃金を上げるよう要請していくといった趣旨の御発言をされていると思いますけれども、この賃上げの時期ですとか方法について、期待感を聞かせていただけますでしょうか。例えば、できる限り早くなのか、それともベアですとか一時金なのか、具体的に教えていただけますでしょうか。
(答)企業業績は、業界ごと、あるいは企業ごとにばらつきがあります。全部一律にどうこうしてくれという話になりますと、一番、回復の遅れているところに標準が合ってしまうと思います。結論は、できるところからできる体制で対応してほしいというのが正しい要請の仕方かと思っております。どういう機会があるか等々は、これから総理と御相談をしたいと思っています。
(問)今日、夕方に経済財政諮問会議があると思います。雇用と賃金の増大が一つテーマとして挙がっていたと思うのですが、具体的にどのようなことを議論される見通しなのか、少し教えてください。
(答)これから、それぞれの分野が果たしていく、あるいは期待されている役割というのがあるかと思います。経済界には経済界が、このデフレ脱却に向けて果たすべき使命、政府は政府の使命がございます。あるいは労働界にも協力していただくことがあります。それぞれに向けて、総理から、このデフレ脱却に向けて、それぞれがやるべきことをやっていこうではないかという呼びかけがあろうかと思います。

(以上)