小平内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年12月18日

(平成24年12月18日(火) 10:40~10:45  於:警察庁第4会議室)

1.発言要旨

 今朝の閣議は全員出席でありました。私からは特にありません。

2.質疑応答

(問)今回の選挙で民主党政権が大敗された要因とかをどう感じていらっしゃるかと、3年半の政治主導を掲げた政権についてどのように総括されますか。
(答)今の御質問に関しては、お話しすると長くなってしまうと思うので要点を申し上げますと、3年有余、政権をいただいてから、我々は一生懸命政権党として頑張ってきたつもりであります。しかし、色々な悪条件が重なりまして、そういう中で国民の期待に十二分に応えることができなかったと。そういう中で、だんだんと批判の声も高まる中で選挙に入った。結果としては大変な逆風の選挙になったという、そういうことです。
(問)2点あります。まず、今回の御自身の敗因の分析、それと民主党がこれから立ち直っていくためには何をなすべきか、その2点をお願いします。
(答)今、逆風の中の選挙を余儀なくされたということを申し上げました。そういう意味では期待に応えることができずに大変申し訳なく思っております。私自身も不徳のいたすところだと、こう考えております。
 敗因ですが、そういう民主党に対する逆風もありますが、私自身の場合は、1つは、北海道という特殊事情の中でTPP問題ですね、これがやはり色々と尾を引いたと。もう一つは、北朝鮮ミサイル問題で、私はそれを所管する大臣としてこちらに常駐しましたので、これが解決するまでですね、したがって選挙区も大分留守にしました。そんなこともありまして、色々と準備不足、それから色々と発信力不足が重なったのも原因かなと思っていますが、しかし、その分、私の選対本部含めて関係後援会、あるいは関係組織・団体の皆さんが頑張ってはいただいたんですが、話は戻りますけれども、そういう中でも逆風ははね返せなかったというところでしょうね。
 あと、今後の民主党は、今、総理も代表辞任を表明されまして、特別国会開会前に代表選挙をやると思うのですが、いわゆる今度選ばれた現職の民主党の議員の中で両院議員総会が持たれますが、このいわゆる敗戦をしっかり総括をして、そして、我々が目指した方向は決して間違っていないと思うので、問題は、力不足でそれを実行できなかったということにあると思うので、色々なことを総括しながら、今後、少数党になりましたが、選挙はまた次必ずありますので、近い将来ですね。再起を促して、党一丸となって、まず選ばれた議員を中心に頑張っていただきたいと。私どもは党員ですから、在野においてしっかり発言、行動もしながら、また民主党の再生・再興に向けて頑張っていくことが必要だと思っています。

(以上)