小平内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年10月2日

(平成24年10月2日(火) 13:37~13:42  於:警察庁第4会議室)

1.発言要旨

 昨日の今日で、私のほうからは特にございませんので、何か皆さん、ございましたらどうぞ。

2.質疑応答

(問)消費者行政について3点質問させてください。
 1点目なんですけれども、大臣は海外経験、牧場経営の経験と、あと議運委員長の経験と多彩な経験をお持ちですけれども、御自身の強いどの部分を今後の消費者行政の中でどのように生かしていきたいと思われますか。
 2点目なんですけれども、前任の松原大臣の退任会見で、今後も電力値上げ問題に関してはしっかりとやっていってほしいというふうなコメントがありましたが、大臣御自身は、消費者行政の中の、特にどのテーマについて今後しっかり取り組んでいきたいと思われますか。
 3点目なんですけれども、議運委員長としての経験をお持ちですので、調整能力に期待する声がある一方で、脱官僚を掲げておりますけれども、大臣は今後、どういったリーダーシップを発揮していこうというふうに思われますか。
(答)まず、3点御質問がございましたが、まず1点目ですね。私の過去の経歴等からあたられたようですけれども、それなりのことをやってきました。そこで今、この立場にあるんですが、そういう中で、自分としては、色々な経験を踏まえて今この任に当たりましたので、問題に向かって対処していこうと、そういうことであります。特にこだわっている面はありません。
 それから2点目は、松原前大臣の引継ぎの点で、電力の問題ですか。
(問)はい。値上げ問題。電力の値上げ問題。
(答)特にそれは私は、値上げについては、これは引継ぎというよりは、これについては検討チームで様々なチャンネルを通じて消費者の意見を踏まえて、色々圧縮していますよね。こういう中で、この申請があった場合、今回の経緯、経験を踏まえて次に向かって対処していきたいと、そういうふうに考えております。
(問)議運委員長としてのリーダーシップに期待する声もある一方で、脱官僚も掲げておりますけれども、どのような形でリーダーシップを発揮していきたいと思われますか。
(答)私も今、昨日からいよいよスタートしたんですが、リーダーシップは当然、この責任を負っていますのでありますが、脱官僚というか、そういうことは私は余り頭に入れたくないんですね。やはり今、こういうあるシステムの中で、仕組みの中で互いに切磋琢磨というか、意見を交わし合いながら、最終判断は我々政治家がそこはいたしますけれども、そういうことを色々協議をして、皆さんの期待に応える方向に持っていきたいと、そういうふうに考えています。
(問)本日午前中の松原前大臣の国家公安委員長との引継ぎの中で、特にやりとり等であったことがあれば教えていただきたいんですけれども。
(答)それは、一つは通信傍受の点について、前大臣はこれについて関心を持っておりまして、これについて我が国は諸外国に比べて低調であると。そこの問題点の指摘がありまして、今後に向けての通信傍受の拡大を含む捜査手法の高度化に積極的に取り組んでまいりたいと、そんなような希望というか、考えは私に寄せられましたので、それは大いに参考として今後を担っていただきたいと思っております。
 もう一点は、可視化と捜査手法の問題です。これも色々と両サイドから見て大きな問題でありますので、そこのところはやはり色々と検討しながら、また、諸外国で取り入れられている手法も検討しながら、我が国で導入を検討することも大きな課題と思っております。
 主に、こういう点について、前大臣から申し送りというか、私にお話がございました。

(以上)