樽床内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年12月26日

(平成24年12月26日(水) 9:28~9:35  於:会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 先ほどの臨時閣議で、野田内閣が総辞職を、閣議決定をいたしましたことを、御報告を申し上げさせていただきます。
 私からは以上であります。

2.質疑応答

(問)幹事社から。御就任のときにですね、地域主権について語り出したらきりがないとおっしゃったことが思い出されますが、改めて、任期中、振り返られまして、思い残されたことなどございましたらお願いいたします。
(答)3か月ほどということでありましたが、現時点でやり遂げたかったこと、思い残すことというのは、基本的にはございません。前任者の川端前大臣から受け継いだ宿題、また、政権としての課題、いうものにつきましては、あらかた、政権としての目標のところまでは大体届かせていただいたと、こういう認識もありますので、まず、取り立てて、あれができなかった、これができなかったと思い残すことはないという感じであります。長期的に取り組まなければならなかった課題、地域主権も、出先の問題も含めて、大綱の問題も含めて、政権としての目標のところまでは行かせていただいたので、これから中長期的に取り組んでいく課題だというふうに思っております。これは、一政治家として、これからも追求していかなければならない、そういう課題だと思っておりますので、今後のことを考えるならば、いい経験をさせていただいたと、こういう感想でありまして、私が永遠に、総務大臣を元からやっているわけではございませんので、そういう点でいきますと、思い残すことはないと。皆さん方のいろいろな御支援、御指導を頂いて、短いながらであれ、私としては充実した期間であったなと、このように改めて実感をいたしております。以上です。
(問)朝日新聞の河口です。お疲れ様でした。昨日、民主党の代表選で海江田代表が選出されましたけれども、樽床大臣が言及されていたように、衆議院のですね、立て直しというものも随分言及されておられましたが、海江田新代表についてはどのように。
(答)元々当選同期で、同じ政党で通った方でありますから、もう、かれこれ20年近くにわたりまして交流をさせていただいております。年齢的に言うと、私よりも一回りぐらい先輩でありますが、これまでの経験、海江田新代表もいろいろ苦い経験もされてこられた、様々な経験もされてこられたということ、これは皆さん御存じのとおりでありますので、そういった経験をしっかりと生かしながら、この厳しい状況を立ち向かっていって、立ち直りの大きなきっかけを作っていただきたい、心から期待をいたしております。
(問)NHKの松谷ですけど、次期大臣の名前も取りざたされていますけれども、是非この点はですね、引き継ぎたいとか、注文を付けておきたいとか、そういったようなお話があれば是非伺いたいのですが。
(答)同じ政権の中で人が代わっていくのであるならばですね、すべて敷いた線路をそのまま走ってもらいたいというのは当然でありますが、政権が代わっておりますので、それぞれの政権の方針というものがあるだろうというふうに思います。ですから、その方針に沿ってやられることだろうと、こういうふうに思いますので、私の立場からですね、あまり注文を付けるのもどうかとは思いますが、ただ、大きな流れと言いますか、地域主権という流れは、これは与野党関係無くですね、我が国の大きな行政、国の在り方の流れでありますから、具体策はですね、いろいろあろうとも、大きな流れとして、止まることなく前に流していただきたいというのが一番大きな思いであります。それから、総務省の性格柄ですね、日本全国の自治体を含めて、関係者にですね、非常に強く関連している分野がたくさんございます。一つ一つ挙げませんけれども、そういった課題につきましては、いろいろな国の決定が全国に津々浦々まで影響をもたらしますので、そういったことを当然念頭に置かれてやられるだろうと思いますが、日本全国に対してスムーズな政権交代の移行期間というものを、しっかりと考えて進めていただければ有り難いというふうに思っております。
(問)よろしいでしょうか。
(答)いいですか。はい、どうもありがとうございました。
(問)お疲れ様でした。ありがとうございます。

(以上)