高知県内の地震・津波防災対策の現況等を把握するため現地調査を実施

幡多郡黒潮町の佐賀中学校を視察する下地大臣

土佐市で尾﨑高知県知事、武石高知県議会議長、板原土佐市長、
自主防災組織担当者と意見交換を行う下地大臣

高知市内の浸水が想定される地域について説明を受ける下地大臣

 平成24年10月24日、高知県内の地震・津波防災対策の現況等を把握するため、下地大臣が現地視察を行い、津波によって大きな被害が予想されている沿岸部の4つの自治体(幡多郡黒潮町、土佐市、高知市、南国市)を訪問しました。黒潮町及び高知市において、浸水が想定される地域について説明を受け、黒潮町では「想定される津波高が34メートルと非常に高いことから、避難を諦める人すら出ているというお話に驚いた。そんなことがあってはならず、減災のためあらゆる手段を考える必要がある」と述べました。また、高知県の尾﨑知事を始めとする地元関係自治体首長等と意見交換を行い、「伺ったお話や視察内容を踏まえ、南海トラフ巨大地震に関する特別措置法や予算について検討を進めてまいりたい」と述べました。