松原内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年7月10日

(平成24年7月10日(火) 8:38~8:40  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 先週の木曜日5日、経済産業省より、東京電力の家庭用電気料金の値上げ認可申請に係る査定方針案について消費者庁に対し協議が来たところであります。現在、内容を精査して、先日公表されたチェックポイントを基礎的材料とし検証作業を進めております。本件については、先週木曜日に消費者委員会に付議しましたが、本日10日、同委員会にて審議が行われると聞いております。また、明日11日、第4回チェックポイント検討チームを開催し、委員の皆様に経済産業省の査定方針案について議論をしていただくこととなっております。さらに金曜日13日には、経済産業省の査定方針案等に対する消費者の皆様の意見を直接聞くため、意見交換会を開催する予定であります。
 なお、物価問題に関する関係閣僚会議への付議については、できる限りスピード感を持って対応することが大事だと考えておりますが、検証作業をしっかりと進めることが重要であり、その時期について予断をもって臨むことはいたしません。消費者担当大臣としてこの問題の重みや消費者の意識を念頭に置き、値上げ認可申請に対応してまいりたいと思います。
 以上です。

2.質疑応答

(問)東電の値上げ問題が取り沙汰されている中で、東電から出ている議員さんの秘書の中には、給料をもらっているような方もおいでのようなんですけど、それについての御所見をお願いいたします。
(答)それはどういうことですか、具体的には、つまり。
(問)東電から選ばれているというような。
(答)私は、事実は認識をしておりません。事実はちょっと把握をしていないということです。東京電力出身の議員の方等においてそういったことが行われているかどうかについては詳しくは承知をしておりません。

(以上)