松原内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年4月10日

(平成24年4月10日(火) 9:44~9:49  於:警察庁第4会議室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 私のほうから特段報告する事項はございません。

2.質疑応答

(問)東電の値上げに絡んで、マンションの共用部分にも適用されるという話があって、間接的に消費者が影響を受ける形となっています。それに絡んで、今日、団体が大臣のほうに意見書を手渡すという話も聞いています。その件、大臣のほうで何か対応、お考えがあれば、お聞かせください。
(答)今日、私のほうに午後お見えになるということは承っておりまして、その場で話を聞いて、そして色々とまた検討することがあれば検討したいと、このように思っております。
(問)問題意識としては何かお持ちでしょうか。
(答)私がこのことに関して持つ問題意識は、従来から言っておりますが、消費者目線で、やはり不透明であるとか、なぜそうなったか分からないということがあれば正していきたいし、そのことをきちんとまた検証することも含めて、消費者委員会等とも意見交換をしていきたいということを申し上げているところであります。
(問)12日から北朝鮮によるミサイルの発射についてなんですけれども、国家公安委員長として何か取組みですとか構えについて、何かおありでしょうか。
(答)とにかくミサイル発射を抑制したいということで、今、日本政府も関係している国々も併せて共同歩調をとって動いているわけですから、少なくともこの段階においては、ミサイル発射をなるべくというか、我々としてはとにかく抑制させたいという思いで、私もそういった認識を持っております。
(問)昨年4月に栃木県鹿沼市で小学生6人が亡くなる事故がありまして、昨日、6人の御遺族が運転免許制度の改善を求める16万7,000人分の署名を大臣のほうにお渡ししたかと思います。その問題につきまして、改めて大臣のお考え、今後の取組みなどについてお聞かせいただきたいと思います。
(答)亡くなられた6人の小学生の方々に心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。昨日も御家族の方がいらっしゃいました。私も子を持つ親として、非常に辛い思いがいたしました。あるお母さんが私に発言をした後、持っていた写真をじっと見入るようにずっと眺めていた、それを私はこちらから見ていて、本当に言葉にならない思いがありました。二度とああいった事故を起こしてはいけないと思っております。従って、こういったいわゆる虚偽の申請といいますか、本来であればきちんと手続きを行うべきものを不正に取得した様々な事については、そういった事が行われないように、きちんと防止策を作っていかなければいけないと思っております。
 しかし、その一方において、絶対的欠格事由ではなくて、様々な方々にも社会進出の道を開こうという考え方も極めて重要だと思っております。昨日の会談において御遺族の皆様から一般の病気を持たれている方は、まじめに働いているのだと、その方々のためにもきちんとした防止策を作るべきだというふうな御意見があったので、非常にそれは貴重なこととして受け止めさせていただきました。どちらにしても、16万を超える本当に多くの御署名というものを重く受け止めながら、二度とこういった事故が再発をしないように取り組んでいきたいと思っております。

(以上)