川端内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年5月25日

(平成24年5月25日(金) 8:37~8:42  於:院内閣議室前)

1.発言要旨

 おはようございます。私の方から1点です。
 消費者物価指数について、閣議に報告をいたしました。内容につきましては、
統計局から既にお配りしてあるとおりであります。
 以上です。

2.質疑応答

(問)幹事社の日本経済新聞です。よろしくお願いします。NHKの數土経営委員長が、昨日辞意を表明されまして、前任の小丸氏に引き続いての経営委員長の空席の見通しになりましたが、これを所管大臣としてどう受け止められるか。あと、後任の選出なのですが、急ぐべきだというふうに思われるのですが、この点についての大臣の御見解をお願いいたします。
(答)はい。昨日5時からの記者会見で辞意を表明されたことは承知をしております。御活躍いただいていた委員長が職を去られることは残念でありますけれども、御本人が決断されたことでありますので、粛々として、政府としては受け止めて、手続を進めてまいりたいと思います。後任ということは国会の同意人事でありますので、その人選等については、内閣の中でいろいろと御相談をさせていただきたいというふうに思っております。
(問)大臣、出先機関の地方への移管の話なのですが、改めて3省からお答えをいただいた上で、大臣折衝というお話が出ていたのですけれども、今の進捗状況と、実際に大臣が出ていかれるスケジュール感というのを伺えますでしょうか。
(答)前回のアクション・プランの会議以降、法案の形でお示しをして、最終調整に入りたいということで、現在、事務的にその部分で投げかけて、調整をさせていただいております。アクション・プランのときに申し上げたのですが、必要に応じて政務レベルで、場合によっては大臣折衝も含めてということでありますが、今、まだその過程にあるということであります。精力的に進めている途中でございます。
(問)共同通信の高橋ですけれども、大阪市がですね、政治活動を規制する条例を提案するという報道がありましたけれども、で、総務省の見解を問うてるというふうに聞いていますので、見解あればと、あと、今後の対応ですね、どのようされますか。
(答)この件については、いろいろ報道されている動きがあるようですけれども、総務省に対しては一般論的に、文書でのお問い合わせがきている状況でありますので。こういう条例をというふうな具体的な話を、御相談を受けているわけではなくて、一般論的に、こういう項目に関してはどういう考えがあるのかということが、事務的にきているようでありますので、もう少しいろいろと、必要に応じては、意見を伺いながらの話であろうというふうに思っております。
(問)朝日新聞の大宮司です。數土さんの急な辞任表明という形に受け止められたのですけれども、そのことについて、経営委員長という立場は重責ですので、どのように受け止めていらっしゃいますか。
(答)御本人がいろいろな状況の中で判断をされたことでありますので、私の方から、それを早いとか、遅いとかいう立場にはありませんので、御本人の最終的な御判断だというふうに思っています。それは、受け止め、先ほども申し上げた、粛々と受け止めてまいります。
(問)すみません、時事通信の赤間ですけれども、NHKの経営委員なのですが、これ、空席ができると補充が必要ということになって、今国会会期がもう残り少ないという状態ですけれども、この会期中に、可能であれば埋めたいという御意向でしょうか。
(答)ですから、その人選ということと、会期という部分は見合いながら、同意人事、国会状況、国会の御同意をいただくわけですから、それは、総合的に判断をしながら進めていくということだというふうに思います。
(問)ほかにありますでしょうか。よろしいですか。
(答)はい。
(問)では、ありがとうございました。

(以上)