川端内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年3月30日

(平成24年3月30日(金) 8:42~8:48  於:院内・閣議室前)

1.発言要旨

 おはようございます。私の方から、1点だけ。
 ただいまの閣議で、労働力調査結果、消費者物価指数及び家計調査結果について御報告いたしました。内容については、既にお配りしてあるとおりです。
 以上です。

2.質疑応答

(問)幹事社から1問、京都新聞の小川です。消費税のですね、法案なのですけれども、波乱含みで党内議論の末、ようやく決定ということになったと思いますが、これに対する受け止めと、あと、国民新党がですね、連立離脱の意向が、これが結局覆らずにそのまま離脱という方向になったそうなのですが、そのことについての受け止めをお願いします。
(答)後段の離脱うんぬんは、ちょっと詳細な情報を入手しておりませんので、コメントをちょっとできません。
 消費税法案と言いますか、社会保障と税の一体改革、この民主党政権の中で長年にわたって、政府内だけではなくて、党におかれても、大変熱心な御議論を頂いて、後世にツケを残さない、安定的に、持続可能で、より拡充した社会保障をするために、税も一体として改革しようということでの法律を、今日の時点で先ほど署名いたしました。できたということは、一つ大きな節目であったというふうに、私自身は思っております。法律を出すことになるということで、これ以後、国会で各党しっかり御議論いただいて、精査していただきたいというふうに思っています。
(問)すみません、消費税法案に絡んでなのですが、副大臣・大臣政務官、何名か辞められるというお話もあるのですが、総務省においては、特段そういったお話というのは。
(答)辞められるというお話を含めて、何も知りません、はい。
(問)大臣、国家公務員の採用抑制の話なのですが、当初、月内に各省から回答を求めるというお話だったと思うのですけれども、今日の時点で、閣議決定には、まだこぎ着けていないということでよろしいのでしょうか。
(答)ええ。各府省、調整をほぼ終えたのですけれども、諸般の事情で、来週の火曜日に閣議決定をしたいというふうに思っています。
(問)最後まで抵抗しているというか、調整のつかなかった府省があったということなのですか。
(答)いや、そういう意味ではありません。全体的に、最終、大枠から微調整に入っていましたので、微調整で言うと、全体のバランスそのものの考え方で一回決めた部分は、やはり、ちょっとものの考え方を少しずらすという部分での、いわゆる微調整が必要になったので、ほぼ終わったのですけれども、ちょうど今日の閣議にぎりぎり間に合わなかったということです。
(問)大臣、すみません。出先機関改革なのですけれども、これまでの予定では、一応3月末をめどに全体像を閣議決定するという予定だったと思うのですけれども、現状と今後の見通しはいかがでしょうか。
(答)できれば、年度内に一定の方向性をまとめた部分でと思っていたのですが、法案作業を含めてですね。去年、もともとで言うと、全体のアクション・プランからのスケジュールと言うと、震災を含めてちょっと中断したときもありましたので、年末にまとめた、方向性を打ち出したことから言うと、もう少し調整がいるのかなというふうに思っていますので、できるだけ早くにと思っていますが、今年度中というのは、今日までか、では、無理でした、はい。
(問)今国会に法案を提出されるという、その点には変更はないということでしょうか。
(答)かねがねの表現ぶりで言うと、今国会に法律を提出するよう最大限努力するということでありますから、正に最大限努力をして、そういうふうにしたいと思っております。
(問)すみません、大臣、時事通信の赤間ですけれども、今日、民主・自民・公明3党が、郵政民営化法案の改正案を国会に提出する運びですけれども、先ほどの閣議で、政府提出の郵政改革法案の取扱いについては、何かありましたでしょうか。
(答)今日の閣議で取下げをいたしました。
(問)大臣、いよいよ地デジが東北3県ですが。
(答)そうですね。
(問)改めて受け止めをお願いします。
(答)震災の対応で3県は遅れてしまったのですけれども、関係者の御努力で、環境整備としては、技術的な部分で言えば、完了したということですので、新しい時代がいよいよ日本でも始まるという意味では、しっかりと、最後の詰めとしては、遺漏無きようにしていただきたいと同時に、前回まで、そのほかでやったときも、いろいろ問い合わせ等々の部分が、やはりその時期は集中しますので、コールセンター24時間体制を含めて、万全を期しております。ただ、いわゆるどうしても緊急、衛星で対応しなければいけないということで、ローカル放送自身が見られないというところは、まだ残りますので、この部分のことは、引き続きの課題として、できるだけ精力的にやるように努力してまいりたいと思っています。
(問)各社、よろしいですか。では、どうもありがとうございました。
(答)はい。

(以上)