平野内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年10月18日

(平成23年10月18日(火) 8:57~9:01  於:合同庁舎5号館3階特別会議室)

1.発言要旨

 私の方からは、二点あります。
 まず、復興関係の制度等の説明会ということで、復興特区、復興交付金制度及び防災集団移転事業等について、今週から県や市町村の実務担当者向けの説明会を行う予定です。日程につきましては、20日に岩手県盛岡市、21日に宮城県仙台市及び福島県福島市、24日に茨城県水戸市、25日に青森県八戸市で、基本的に現地対策本部長をヘッドに開催するということです。
 二つ目、福島出張についてですが、参議院議員の研修会がございまして、その合間を縫って、二本松市長と浪江町長に会って、いろいろ今の状況等についての意見交換をしたいと思っています。時間については、今調整中ですが、午後の時間帯でそれぞれお邪魔をすることになると思います。
 とりあえず以上です。

2.質疑応答

(問)昨日、原発事故の収束に向けての工程表が改定されましたが、改めて工程表の実現に向けて、政府としてどのような取り組みをしていくおつもりなのか考えをお聞かせいただけますでしょうか。
(答)冷温停止状態が年内ということで、予定より早まりそうだということ自体は朗報ではないかと思います。あとは、その冷温停止状態がもし宣言されれば、その後、今度は警戒区域の扱いをどうするのか、(住民の方の)帰還に向けてどういうことが必要になってくるか等、様々な議論が出てくると思います。そういった議論についての下準備をしていますが、そういったことも復興対策本部としてはしっかり対応していかなければならないと思っています。
(問)様々な議論が予想されるということですが、大臣としては一番の課題はどのようにお考えでしょうか。
(答)今は様々検討中で、今の段階では冷温停止状態というのがいつかをはっきり言っておりませんから、今日の段階では差し控えたいと思います。

(以上)