蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年10月28日

(平成23年10月28日(金) 8:44~8:49  於:合同庁舎4号館6階605会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 すみません、お待たせしました。
 1点、御報告です。
 11月に提言型政策仕分けを行うことになりましたが、実施会場について公募をしておりましたが、その公募の結果、11月20日日曜日から11月23日の水曜日までの4日間、池袋のサンシャインシティ文化会館で行うこととなりました。4日間のうち、日曜日と水曜日、2日が休日・祝日に当たりますので、より多くの国民の皆様方にお越しいただきたいと考えております。
 また、第3弾の仕分けと同じように、インターネットライブ中継事業者、学生のボランティア、会場での卓上飲料における広告、ウェブサイトのバナー広告などの募集を行います。
 詳細は内閣府のホームページに御案内しますので、より多くの事業者、学生の皆様方に御応募をいただきたいと改めてお願いをいたします。
 私からは以上です。
 何かありますか。

2.質疑応答

(問)時事通信の中西です。
 今の政策仕分けのことで、対象となるのはまだ決まらないんでしょうか。
(答)これまでと同様、まだ決まりません。
(問)独法改革の関連で、依然として独法側はゼロベースで見直しを求めているものの、全体としては難航、抵抗しているところが多いんですけれども、一方で、例えば農水省の所管独法が4法人の統合の方針を固めるなど、徐々にですけれども、前向きな改革も出ているのかなという印象を受けるんですけれども、その点大臣はどのようにお考えですか。
(答)勿論やはり丁寧な進め方をしていきたいと思いますので、いろいろなやり方があると思いますけれども、私どもからこういうひな型ですと上段に構えて下ろすのではなくて、やはり皆様方の御意見をしっかり伺いながら、共通あるいは組織としての効率的な形態を形作っていく。その間に各省庁の皆様方にも御納得をいただける方法を今回選択しておりますので、引き続き丁寧な対応はしていきたいと思っています。
(問)産経新聞の力武といいます。
 先程の11月20日から23日までの期間ですけれども、この期間も場所と一緒にこの4日間というふうに決まったということでよろしいんですか。
(答)はい。
(問)わかりました。
 それと、仕分けの対象なんですけれども、それを決めていくに当たっての基準のようなものが今もし大臣の中にございましたらちょっと教えていただけますでしょうか。
(答)基準はもうこの間の行政刷新親会議で御提案したとおりです。それ以上でもそれ以下でもない。
(問)議員の仕分け人、評価者をもう決定されたと思うんですけれども、その中に経験者も、大臣がおっしゃったように中心に選んでいきますというふうにおっしゃっていましたが、経験者を選ぶということの意図、経験者を採用するというか、その意図を教えていただけますでしょうか。
(答)まだ最終調整をしておりますので、国会議員評価者全員は決まっておりませんが、経験者をなるべくと考えたのは、やはり今回ヒアリングも含めて、実際の政策仕分けまでの日程が相当タイトなものですから、やはりそこはこれまで経験された方であったほうが比較的進みやすいという判断です。
(問)共同通信の小野といいます。
 一応全大臣にお伺いしているんですが、サイバー攻撃の関係なんですけれども、大臣所管の省庁の管轄でサイバー攻撃を受けたという報告がこれまで来ているかどうか、または関係する民間会社や団体からのそういう報告があるかどうかを教えてください。
(答)このサイバーテロに関しては非常に政府としても重く受け止めておりますので、官房長官の下で情報を集約して対応を一元化しておりますので、すみません、私のほうから個別に情報をお話しすることはできないのは御理解いただければと思います。

(以上)