平野内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年7月19日

(平成23年7月19日(火) 8:42~8:45  於:衆議院本会議場中庭側廊下ぶら下がり)

1.発言要旨

 私からは、今日は特に報告するようなことはないかなと思っているんですが、昨日、佐藤知事のところに行って、御挨拶をしたということぐらいですね。

2.質疑応答

(問)復興の基本方針と事業規模については、中身は固まってきましたか。
(答)骨子をまず各省と協力しながら、今まとめつつあります。数字のほうの話についても、財務省と復興対策本部がまず中心になって、今詰めつつありまして、骨子の文章については今週中にぜひまとめて、それでどこかで本部会議を開くことをやりたいと思っています。
 具体的な日時については、まだ決まっていません。
(問)骨子にも事業規模、額は盛り込まれていますでしょうか。
(答)骨子には、事業規模をできれば盛り込みたいと思っていますけれども、ちょっとスケジュール的にきついかなという感じは持っていました。ただ、一応それを目指してやってもらっています。
(問)一部、5年で12兆円という話も出ていましたが、これについては。
(答)あれは数字があるのかないのか、途中経過の話だから。あの数字はもう全くないものだというふうに考えていただいたほうがいいと思いますけれども。
(問)肉牛の被害拡大で、福島県の復興にとってはさらに大変なダメージとなっているんですけれども、受け止めをお願いできますか。
(答)本当に大変だと思います。せっかく福島県産の農産物をみんなで消費しようじゃないかというような機運が盛り上がりつつあった中で、ああいうことが出てきましたので、本当に残念です。
 ただ、ある程度、農家はきちっと特定できますから。あとトレーサビリティーもきちっと働いていますから、流通経路を明らかにして、その肉を特定するということと、あとできるだけ検査をやっていくと。福島県全部の全頭検査というのは、なかなか難しいとは思いますけれども、できるだけ検査体制を確立するということで対応していけば、消費者の理解は得られるんじゃないかなというふうに思います。

(以上)