末松副大臣記者会見要旨 平成23年1月26日

(平成23年1月26日(水) 11:42~11:50  於:第4合同庁舎10階北側エレベーターホール)

1.発言要旨

 どうも、おはようございます。副大臣の末松でございます。
 今日の三役会議、前回のもあわせてお話をさせていただきます。
 政務三役会議の進め方ですけれども、まず週1回開催して、大体月曜日のお昼というものをメドにしております。部局を2つのグループに分けまして、私が担当する場合と、あと園田政務官が担当すると。1週おきにやっていくということでございます。
 担当は、まず園田政務官が担当するところが、行政刷新会議事務局、行政改革推進室、公益認定等委員会事務局、規制・制度改革担当事務局、国民の声担当室、公共サービス改革担当事務局、民間資金等活用事業(PFI)推進室、公文書管理課、職員の声担当室、情報公開法改正法案準備室、情報公開・個人情報保護審査会事務局、これが園田政務官のほうで担当していくグループということです。そして私のほうで、消費者庁、消費者委員会事務局、食品安全委員会事務局、それから共生社会政策担当ということで、この2つを交互にやっていこうということになりました。
 それから、中期的な課題を討議するために、四半期に1回程度、副大臣、政務官、次官、官房長、全ての部局長の出席を得て開催するということでございます。今、毎週月曜日と言いましたけれども、メドとしては12時15分から12時45分の30分間程度やろうということになっております。それが運営方針です。
 それから、今日お話があった中では、鳥インフルエンザについて大臣のほうから、これからいろいろなところで起きる可能性もあるから、消費者に対して、あるいは国民に対して、不安を抱かせないような形できちんとした対応をすべしというお話がございました。情報を極力早く出して、無用な不安は国民の皆さんに抱いてもらわないようにということがございました。
 特に、この鳥インフルエンザにつきましては、まず私の考えておりますのは、感染した切れ肉とか、あるいは卵とか、こういったものは一切、市場には出回らないということが第1点。そして、たとえ食べたとしても、生肉であっても感染した事例というのは国内ではございません。さらに熱を加えれば、よく言われる70度以上加えれば、全くそこは問題ないということを、私ども、確認しているところでございます。また、海外の事例でも、WHOでも疑わしい事例はありましたけれども、そういった食べてそこで感染したという報告はまだ来ておりませんということでございます。
 それから、消費者庁関係なのですけれども、自転車の補助いす、これがちょっと壊れやすいという事例が幾つかありましたので、それに対して消費者庁長官のところにブリヂストンサイクルの関係者に来ていただきまして、長官のほうから、なお一層この安全性についてはしっかり対応してほしいという要請を行いました。
 大体以上でございます。

2.質疑応答

(問)まず初めに、鳥インフルエンザの部分ですが、消費者庁としても既にホームページ、ツイッター等々で消費者に向けての情報提供ということをされておりますけれども、今日の会議の中では、そういった情報の発信の方法なりなんなりというのを、さらに工夫なり回数を増やすなりというような検討みたいな御指示というのはあったでしょうか。
(答)スピードがやはり大事だということ、スピード感を持ってしっかり対応していくと。それから、御不安な点に対する情報サービス、これは食品安全委員会とか、それから消費者庁もそういう体制を組んでいますので、そこをアピールしていって、遺漏なきを期すということでございます。
(問)ブリヂストンサイクルの社長が、この前、消費者庁に来たわけですが、法律に違反しているわけでもなくて、法律に基づいた呼び出しでもなかったのですが、ああいうふうな事故が繰り返されるような会社のトップなりを消費者庁に呼ぶというのは、今後、スタンダードになっていくのでしょうか。
(答))呼びつけるという感じではないのですが、消費者庁のほうで、これは今後、さらに対応が必要ではないかと。あるいは我々が、本当にこれは安全対策上問題だと思うときは、一緒に話をさせていただいて、そこは御協力をいただくと。
 今回も、ブリヂストンサイクル側のほうが、しっかり安全面についてはまた対応していきますというお話がございましたので、そういう機動的に消費者の目線に立って、それもスピーディーにやっていくということでございます。
(問)どんどんやってくれればいいと思います。
(答)ありがとうございます。頑張ります、そこは。
(問)この前、蓮舫大臣がおっしゃっていましたが、総理から、食の安全について力を入れるようにという指示があったようです。これまでも消費者庁はやってきたと思いますが、大臣も代わられて、今後、食の安全に関しては、何か新しいものや力を入れていく分野というのはございませんでしょうか。
(答)今日の段階では、特にその御指示というものはなかったと思います。それで菅内閣として、消費者庁としてこれからやっていくことについて、我々は短期、中期、長期の形でまとめてきておりますので、そういったものをしっかりとやっていくということになろうかと思います。

(以上)