蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年2月22日

(平成23年2月22日(火) 9:45~9:52  於:第4合同庁舎6階605会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 私からはありません。何かありますか。

2.質疑応答

(問)北海道新聞、安藤です。おはようございます。
 昨日、一部の報道で、大臣のところに党幹部から都知事選への出馬の要請があって、それを断られたというお話がありました。
 大臣はかつて、しかるべきところからお話があったら検討するということをおっしゃっていたと思うんですが、この事実関係についてまず確認させてください。
(答)事実関係として、正式に要請は受けていません。報道は間違っています。
(問)では、今のところ、仮定の問題で恐縮なんですが、こういうお話があった場合は、大臣としてのスタンスは今どういうお考えなんでしょうか。
(答)センシティブな話なので、仮定の問いには答えられません。
(問)民主党の都連の所属の議員として、都連として知事選に臨むスタンスとしてはどうあるべきだと思われますでしょうか。
(答)当然それは戦う姿勢を示すべきだと思っています。
(問)テレビ朝日の山崎です。
 規制仕分けなんですが、昨日からヒアリングを始めまして、更にこれまでの仕分けのときには現地視察というのを大臣は行われていたと思うんですけれども、今後、現地視察のところでどういうもの見て、どういうことを現地視察に期待するのですか、その辺をお願いします。
(答)現段階で幾つかジャンルごとに候補地を挙げています。実際に国会議員の評価者と一緒にどういうところがいいのか、今、ヒアリングを同時に行っていますので、そのヒアリングを受けた感触で見たい場所を探そうと思っています。
(問)読売新聞の清永です。
 仕分けの関係なんですけれども、昨日からヒアリングが始まりましたけれども、クローズにやっておりますので、我々分からない部分があるんですけれども、どういうスタンスとか、どういう視点で省庁側から話を聞いたりされているんでしょうか。
(答)基本的には、規制の目的あるいは法的根拠、並びに政省令の場合にはそうした政省令が設けられた経緯についての事実関係、あるいはその規制を緩和並びに強化した場合に起こり得る影響等について、どういうものが想定されるのか。あとは、その数字を、省庁しか持っていないものについて資料要求をしています。
(問)ヒアリングを終えた段階で規制仕分けの対象とするかどうかという判断材料としては、どういったところに視点を置かれるんでしょうか。
(答)基本的に、個別の規制によって一律的に国民生活に大きな影響が、と切ることがなかなか難しいものですから、やはりそこは一度行政刷新会議の下でも基準はお示しをさせていただいておりますので、その基準に従っているかどうかというのを重視していくことになると思います。
(問)ニコニコ動画の七尾です。
 3月6日、7日の規制仕分け、中継させていただきます。よろしくお願いします。
 今日は、それとは別に、東京都選出の議員ということで確認させてください。
 東京都青少年健全育成条例改正なんですけれども、可決されてから2カ月たっておるんですが、いまだにアニメ規制につながるということで反対の声が挙がっております。
 改めてお伺いしたいのですが、蓮舫さんはこの条例に対して、現在は賛成、反対、どういう見解を持たれておりますでしょうか。
(答)都政に関することなので、私の立場から踏み込んだ発言はできない。その上で、一般論としては、運用は慎重であるべきだと思っています。
(問)NHKの長内です。
 都知事選の話なんですけれども、大臣としては、正式な返答はまだ都連なり党にはしていないというスタンスなんでしょうか。
(答)正式な要請を頂いておりません。
(問)ということは、正式なお答えもまだしていないという。
(答)もちろんです。
(問)フジテレビの羽山です。
 都知事選に関連してなんですが、一部の報道で神奈川県知事の松沢さんを都政として擁立する動きが出ているということで、都連の一員として、そういった動きに対してどうお考えですか。
(答)東京都の首長を選ぶわけですから、他府県からという考え方は常識的にどうなのかなと思います。行政手腕はまた別だと思いますけれども。
(問)TBSの峠田と申します。
 経団連の米倉会長が、現在の国会議員の動きについて、与野党議員は給料泥棒だと。予算より政局を優先させているという発言をなされましたが、どう受け止められますか。
(答)どなたが発言されようと、その御指摘は極めて重いものだと思っています。やはり税金で私たちは仕事をさせていただいておりますので、納税者に理解をいただけるような熟議の仕事をさせていただかないといけないと思っています。
(問)MXテレビの山中と申します。
 都知事選のことなんですけれども、蓮舫大臣のお名前がこのように何度も挙がってくることについてはどのように考えていらっしゃいますか。
(答)特段感想はありません。
(問)独自候補の擁立については、今もその考えは変わっていませんか。
(答)都連として考えることだと思いますけれども、私の考えは基本的に変わっていません。
(問)産経、坂本です。
 続けてその関連の質問なんですけれども、これまで都知事選については、国政にまい進したいというお答えだったと思うんですが、現状、今もその考えに変わりはないという理解でよろしいですか。
(答)今、私の立場で最も最優先しなければいけないのは、予算案の一日も早い成立です。
(問)フジテレビの羽山です。
 今日、小沢元代表が党の倫理委員会に出席する予定でして、そこで弁明する予定なんですが、それを基に今日正式に小沢元代表の処分が決定されますが、大臣としては、再度で恐縮なんですが、どういった処分が望まれるというふうにお考えですか。
(答)正にこれからその対応を党がされるわけですから、その経過と結果をしっかりと見たいとは思っています。

(以上)